※このページで解説している内容は、Packet Tracer が IGRP に対応していないため、検証することができません。実機における検証結果を紹介しています。検証に使った実機は、古い機種です。

IGRP(検証コマンド)

 「IGRPの設定例1」では、下のようなネットワークを IGRP で構築しました。ここでは、このIGRPネットワークを検証コマンドを使って確認していきます。

show ip route

ルーティングテーブルを確認するには、「show ip route」コマンドを使います。

Router#show ip route

Router_A、Router_B のルーティングテーブルを確認すると次のように表示されます。

●Router_Aのルーティングテーブル

Gateway of last resort is not set

C    172.16.0.0/16 is directly connected, Ethernet0
C    172.17.0.0/16 is directly connected, Serial0
I    172.18.0.0/16 [100/8576] via 172.17.0.2, 00:00:41, Serial0

●Router_Bのルーティングテーブル


Gateway of last resort is not set

I    172.16.0.0/16 [100/8576] via 172.17.0.1, 00:00:45, Serial0
C    172.17.0.0/16 is directly connected, Serial0
C    172.18.0.0/16 is directly connected, Ethernet0

「I」で表示されているルートは、IGRPによって学習したことを意味します。

上のRouter_Aのルーティングテーブルで、黄色くマークしている

I 172.18.0.0/16 [100/8576] via 172.17.0.2, 00:00:41, Serial0

のルート解釈方法を下の図で示します。