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演習ファイルのダウンロード

 ネットワークの構成を Packet Tracer で一から設定していくのは大変かと思います。「ダウンロード」ボタンから演習で使用するファイルのダウンロードができます。ファイルは、McAfee インターネットセキュリティでウイルスチェックをしておりますが、ダウンロードは自己責任でお願いいたします。

EIGRP(手動経路集約)その3

EIGRP(手動経路集約)その2」の続きです。

自動集約が行われた結果、以下のように集約されてしまっています。

R2ルータでは、

「172.16.0.1/24」と「172.16.1.1/24」 → 「172.16.0.0/16」に集約
「172.17.0.1/24」と「172.17.1.1/24」 → 「172.17.0.0/16」に集約

R3ルータでは、

「172.16.2.1/24」と「172.16.3.1/24」 → 「172.16.0.0/16」に集約
「172.17.2.1/24」と「172.17.3.1/24」 → 「172.17.0.0/16」に集約

自動集約を解除して、各ルータが全サブネットを報告するように設定していきます。

各ルータの追加設定

R1ルータ

以下のコマンドを入力します。

R1(config)#router eigrp 100
R1(config-router)#no auto-summary

R2ルータ

以下のコマンドを入力します。

R2(config)#router eigrp 100
R2(config-router)#no auto-summary

R3ルータ

以下のコマンドを入力します。

R3(config)#router eigrp 100
R3(config-router)#no auto-summary

ルーティングテーブルの確認

R1ルータのルーティングテーブルを確認します。

●R1ルータのルーティングテーブル

R1#show ip route
Codes: L - local, C - connected, S - static, R - RIP, M - mobile, B - BGP
       D - EIGRP, EX - EIGRP external, O - OSPF, IA - OSPF inter area
       N1 - OSPF NSSA external type 1, N2 - OSPF NSSA external type 2
       E1 - OSPF external type 1, E2 - OSPF external type 2, E - EGP
       i - IS-IS, L1 - IS-IS level-1, L2 - IS-IS level-2, ia - IS-IS inter area
       * - candidate default, U - per-user static route, o - ODR
       P - periodic downloaded static route

Gateway of last resort is not set

     10.0.0.0/8 is variably subnetted, 2 subnets, 2 masks
C       10.0.0.0/30 is directly connected, Serial0/0/0
L       10.0.0.2/32 is directly connected, Serial0/0/0
     20.0.0.0/8 is variably subnetted, 2 subnets, 2 masks
C       20.0.0.0/30 is directly connected, Serial0/0/1
L       20.0.0.1/32 is directly connected, Serial0/0/1
     30.0.0.0/30 is subnetted, 1 subnets
D       30.0.0.0/30 [90/41024000] via 10.0.0.1, 00:00:41, Serial0/0/0
                    [90/41024000] via 20.0.0.2, 00:00:16, Serial0/0/1
     172.16.0.0/24 is subnetted, 4 subnets
D       172.16.0.0/24 [90/40640000] via 10.0.0.1, 00:00:41, Serial0/0/0
D       172.16.1.0/24 [90/40640000] via 10.0.0.1, 00:00:41, Serial0/0/0
D       172.16.2.0/24 [90/40640000] via 20.0.0.2, 00:00:17, Serial0/0/1
D       172.16.3.0/24 [90/40640000] via 20.0.0.2, 00:00:17, Serial0/0/1
     172.17.0.0/24 is subnetted, 4 subnets
D       172.17.0.0/24 [90/40640000] via 10.0.0.1, 00:00:41, Serial0/0/0
D       172.17.1.0/24 [90/40640000] via 10.0.0.1, 00:00:41, Serial0/0/0
D       172.17.2.0/24 [90/40640000] via 20.0.0.2, 00:00:17, Serial0/0/1
D       172.17.3.0/24 [90/40640000] via 20.0.0.2, 00:00:17, Serial0/0/1

 「172.17.0.0/16」ネットワークのすべてのサブネット、「172.16.0.0/16」ネットワークのすべてのサブネットが表示されています。

まとめ

 これで、サブネットを含むすべてのネットワークで通信できるようになりますが、ベターであるとは言えません。それは、経路を集約した方が、ルーティングテーブルのサイズが小さくなり、ルータの負担が少なくなるからです。上図のネットワーク構成では、集約した方がネットワークの効率が高まります。

この続きは、「EIGRP(手動経路集約)その4」で解説していきます。

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