SPAN(ミラーリング )その2

ここでは、「SPAN(ミラーリング )その1」で設定したSPANを検証します。

SPANを設定したスイッチの動作確認をしていきます。

show monitor session

送信元のポート、コピーして出力するポート、その他のオプションの状況が表示されます。

Switch#show monitor session {session number}

●S1の「show monitor session 1」の出力

S1#show monitor session 1
Session 1
---------
Type                   : Local Session
Description            : -
Source Ports           : 
    Both               : Fa0/1
Destination Ports      : Fa0/10
    Encapsulation      : Native
          Ingress      : Disabled

show monitor session {session number} detail

Switch#show monitor session {session number} detail

 SPANの設定の詳細を確認するには、「show monitor session {session number} detail」コマンドを使用します。

Switch#show monitor session {session number} detail

●S1の「show monitor session 1 detail」の出力

S1#show monitor session 1 detail
Session 1
---------
Type                   : Local Session
Description            : -
Source Ports           : 
    RX Only            : None
    TX Only            : None
    Both               : Fa0/1
Source VLANs           :
    RX Only            : None
    TX Only            : None
    Both               : None
Source RSPAN VLAN      : None
Destination Ports      : Fa0/10
    Encapsulation      : Native
          Ingress      : Disabled
Filter VLANs           : None
Dest RSPAN VLAN        : None

パケットの動作確認

実際に「f0/10」に「f0/1」で送受信されるトラフィックがコピーされて出力されているのかを確認していきます。

・S1のMACアドレステーブルを確認します。

S1#show mac-address-table

S1#show mac-address-table 
          Mac Address Table
-------------------------------------------

Vlan    Mac Address       Type        Ports
----    -----------       --------    -----

MACアドレステーブルは、空です。

・P1からPC2へPingを行います。

C:\>ping 192.168.1.2

・再度、S1のMACアドレステーブルを確認します。

S1#show mac-address-table

S1#show mac-address-table 
          Mac Address Table
-------------------------------------------

Vlan    Mac Address       Type        Ports
----    -----------       --------    -----

   1    0001.9658.0184    DYNAMIC     Fa0/2
   1    0090.0c94.2c55    DYNAMIC     Fa0/1

MACアドレステーブルは、PC1とPC2のMACアドレスを学習しています。

・Simulationモードに切り替えて、再度、PC1からPC2にpingを行います。

Simurationsモードに切り替えます。

「Simuration」ボタンをクリックします。

P1からPC2へPingを行います。

C:\>ping 192.168.1.2

PC1の横に、封筒が現れます。これは、ICMPのパケットです。

・時を進めます。

「Play Contorols」で「▶|」ボタンをクリックして、1ステップ、時を進めます。

ICMPのパケットが、S1に進みます。

・さらに時を進めます。

「Play Contorols」で「▶|」ボタンをクリックして、1ステップ、時を進めます。

 ICMPのパケットは、ユニキャストです。S1も宛先であるPC2のMACアドレスを学習しています。SPAN(ミラーリング)の設定を行っていなければ、パケットは f0/2 に繋がる PC2 にしか、転送しません。

 SPAN(ミラーリング)を設定したことにより、PC3 へも PC2 に転送されるICMPのパケットがコピーされて転送されていることが確認できます。

 このように、SPAN(ミラーリング)を設定することで、パケットキャプチャをして、トラブルシューティングをする際に、役立てることができます。

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