EtherChannel・設定のガイドライン
EtherChannel を設定する際の制約事項について、下表にまとめます。
物理ポート | EtherChannel として束ねる物理ポートは、連続するポートである必要はありません。EtherChannelをサポートしているポートであれば、まとめることができます。 |
速度とデュプレックス | EtherChannel として、束ねるすべての物理ポートは、速度とデュプレックスを合わせておく必要があります。 |
VLAN | EtherChannel として、束ねるすべての仏意ポートは、同じVLANを割り当てるか、トランクとして設定する必要があります。 |
VLANの範囲 | トランクで許可するVLANの範囲を合わせておく必要があります。VLANの範囲が異なる場合、EtherChannelを形成することはできません。 |
下図に、EtherChannel を形成する設定例を示します。両側のポートの設定が同じです。

下図に、EtherChannel を形成しない設定例を示します。両側のポート速度が異なります。

ポートチャネルの設定
ポートチャネルの設定を変更するには、ポートチャネルインターフェイスコンフィギュレーションモードで行います。ポートチャネルで変更した内容は、個々のインターフェイスに適用されます。
個々のインターフェイスは、個別に設定することができます。個別に設定した内容は、ポートチャネルには反映されません。EtherChannelを構成するインターフェイスを個別に設定した際に、問題が発生する可能性がでてきます。