VTP(VLAN Trunking Protocol)とは

 大規模な、ネットワークでVLANを作成、管理するのは、容易ではありません。各スイッチ上で、VLANを作成し、ポートに割り当てを行わなくてはならないからです。

 ネットワークの規模が大きくなればなるほど、作業量が増えてきます。また、VLANの数が増えれば、さらに作業量が増えます。

 VTP(VLAN Trunking Protocol)を使うとVLANの管理が容易になります。VTPは、Cisco独自のプロトコルで、Ciscoスイッチでサポートされています。

 VTPでは、ドメインという概念を用いています。同一ドメインに所属するスイッチは、VTPアドバタイズメントを交換することで、VLAN情報を自動的に維持します。

VTPのモード

 VTPは、サーバモード、クライアントモード、トランスペアレントモードの3つのモードがあります。管理ドメイン内には、サーバモードのスイッチが、1台以上、存在する必要があります。

モードVTPのリスニングVLANの作成VLANの削除
サーバ