このページで解説している内容は、以下の YouTube 動画の解説で見ることができます。
ネットワーク構成
ネットワークの構成は、下図のとおりです。

演習ファイルのダウンロード
ネットワークの構成を Packet Tracer で一から設定していくのは大変かと思います。「ダウンロード」から演習で使用するファイルのダウンロードができます。ファイルは、McAfeeインターネットセキュリティでウイルスチェックをしておりますが、ダウンロードは自己責任でお願いいたします。
パスワードの設定(line vty 0 15)
CatalystスイッチにIPアドレスを割り当てて、Telnetで操作していきます。
CatalystスイッチでVLAN1にIPアドレスを割り当てるには、インタフェースコンフィグレーションモードで、「ip address」コマンドを使用します。
Switch(config)#interface vlan 1
Switch(config-if)#ip address 192.168.1.1 255.255.255.0
Switch(config-if)#no shutdown
スイッチに向けてPCから ping を行います。

pingは、成功します。
それでは、telnetしてみます。

あれ!
pingができたのに・・・
仮想回線へのパスワードが設定されていないと、接続は拒否されてしまうのです。
仮想端末回線(vty回線)のパスワード設定
コンソールパスワードを設定するには、グローバル設定モードで以下のように入力します。
Switch(config)#line vty 0 15
Switch(config-line)#password {パスワード}
Switch(config-line)#login
vty回線へのパスワードを「ccna」に設定します。
Switch(config)#line vty 0 15
Switch(config-line)#password ccna
Switch(config-line)#login
再度、PCからスイッチに対してtelnet接続を行います。

今度は、vty回線のパスワードが設定されているので接続できます。
Ciscoルータでは、vty回線が0~4番まででしたが、Catalystスイッチの場合、vty回線が0~15まで用意されています。一般的に、vty回線へのパスワードは、同じパスワードを設定します。