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ホスト名の設定(hostname)
スイッチを起動すると、次のようなプロンプトになっています。
Switch>
デフォルトで「Switch」というホスト名が設定されています。
ホスト名を設定するには、グローバル設定モードで「hostname」コマンドを使用します。
Switch(config)#hostname [ホスト名]
例えば、ホスト名を「SW2960」に設定したい場合には、次のように入力します。
Switch(config)#hostname SW2960
Switch(config)#hostname SW2960
SW2960(config)#
コマンドを入力すると直ぐに、新しいホスト名で反映されます。
ちなみに、ホスト名は、大文字、小文字を区別します。
ホスト名をデフォルトに戻す
ホスト名を元の「Switch」に戻したい場合は、
Switch(config)#no hostname
SW2960(config)#no hostname
Switch(config)#
「no hostname」コマンドで、元の「Switch」というホスト名に戻ります。
ホスト名の命名ガイドライン
ホスト名を自由に付けることができますが、以下の命名ガイドラインに従う必要があります。
- 先頭に文字を使用する。
- スペースを含まない。
- 文字、数字、ダッシュのみを使用する。
- 長さは、64 字未満
特定のデバイスを直感的に識別できるようにすると、後々の運用管理で役立ちます。
例えば、A棟の5階に設置されているスイッチであれば、以下のように命名すると直感的に分かりやすいかと思います。
例)SW-A-BLD-5F
SW ・・・ スイッチ
A-BLD ・・・ A棟
5F ・・・ 5階