OSPF(ASBR・AS境界ルータ・仮想リンク_その8)

の続きです。

 異なるルーティングプロトコルを使用したネットワークを構築してみます。ルーティングプロトコルには、OSPF、RIPを使うことにします。

 異なるルーティングプロトコルを使用する場合、AS境界ルータ(ASBR)を設定する必要があります。ASBRとは、下の図を見ていただけると一目瞭然ですが、OSPF以外のルーティングプロトコルを使用しているネットワークへ接続しているインターフェイスを持つルータのことです。

ASBRを設定することで、OSPFとRIPの間で経路情報を相互に交換できるようになります。

それでは、下の図のようなネットワークを構築してみましょう!

「OSPFドメイン」と「RIPドメイン」を相互接続する、SW2は、ASBRとなります。