Link Aggregation(ポートトランキング_その1)

 複数の物理ポートを束ねて使用することで、スイッチ間の帯域幅を拡大すると同時にリンクの冗長化を図れる機能が、「Link Aggregation機能」です。アライドテレシス製のスイッチでは、「ポートトランキング機能」といいます。

 この機能は、Ciscoスイッチだと「EtherChannel機能」に該当します。アライドテレシスの「ポートトランキング機能」とCiscoのTag-VLAN機能の「Trunk(トランク)」と別物です。名称が、すこし、紛らわしいので注意して下さい。

 以下、「Link Aggregation機能」をアライドテレシス製において使われているポートトランキングと呼ぶことにします。

 ポートトランキングの使用する場所は、主にトラフィックが集中するバックボーンに設定する場合が、多いようです。ポートトランキングを使用することで、複数の物理ポートが、論理的に1本として扱われ、帯域幅を増やすと同時に、物理リンクの何本かに障害が発生しても残りのリンクによって通信することができます。VLANからも単一ポートとして認識されます。

 ポートトランキングは、製品によって違いますが、今回使用しているCentreCOM8624XL1グループ当たり、2~8本で、6グループまで設定が可能です。

ミラーポートをトランクグループに参加させることは、できないので注意してください。

説明は、これぐらいにして、早速、ポートトランキングを構成してみましょう!

まずは、下の図のように2本構成で、構築してみます。

設定が完了するまでは、SW1のポート4からケーブルを抜くなどして、ループ構成にならないようにしてください。

●ポートトランキングを作成するコマンド

CREATE SWITCH TRUNK=trunk [PORT=port-list] [SPEED={10M|100M|1000M}]

trunk: トランクグループ名(1~15文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。大文字小文字を区別しない)
port-list: スイッチポート番