VLAN間通信とは

 下の図を見て下さい。VLAN10同士、VLAN20同士の通信はできますが、VLAN10⇔VLAN20間の通信はできません。

 それは、VLAN10、VLAN20は仮想的な、スイッチに分けられていて、VLAN10とVLAN20は、つながれていない状態になっているからです。

 VLAN10、VLAN20間で通信を行うには、下の図のようにVLANをサポートしているルータを介して通信を中継してあげる必要があります。

 ここでルータを介して中継すると書きましたが。レイヤ3スイッチであれば、ルーティングの処理ができるので、VLAN間通信をスイッチに任せることで、ルータを使わなくてもVLAN間の通信を中継させることができます。

通信を中継させるには、スイッチにルーティング処理をさせなければなりません。

ルーティングには、大きく分けると次のような種類があります。

●動的ルーティング
ルーティングプロトコルを使ってルーティングさせる方法です。

●スタティックルーティング
 管理者が手動で経路を設定する方法です。宛先ネッ