DHCPリレーの設定

の続きです。

 それでは、「DHCP(複数サブネット_その2)」で構築したネットワークに少し手を加えて、DHCPリレーを設定してみましょう。

DHCPを設定するコマンドは、こちら「DHCP(その1)」を参考にして下さい。

今回は、DHCPリレーの設定を行います。DHCPリレーを設定するコマンドは、以下のコマンドになります。

●DHCPリレーを設定するコマンド

ENABLE BOOTP RELAY

DHCP/BOOTPリレー機能を有効にする。デフォルトは無効。

ADD BOOTP RELAY=ipadd

ipadd: IPアドレスDHCP/BOOTPリクエストの転送先IPアドレスを設定する。

アドレスは50個まで登録可能。DHCP/BOOTPリクエストは登録されているすべての転送先に送られる。そのため、複数のサーバーから応答が戻ってくる可能性がある。

●DHCPリレーを削除するコマンド

DISABLE BOOTP RELAY

DHCP/BOOTPリレー機能を無効にする。デフォルトは無効。

DELETE BOOTP RELAY=ipadd

ipadd: IPアドレス

DHCP/BOOTPリクエストの転送先を削除する。

●DHCPの設定を確認するコマンド

SHOW BOOTP RELAY

DHCP/BOOTPリレーエージェントの設定情報および統計情報を表示する。転送先サーバーの一覧も表示される。

 先程の「DHCP(複数サブネット_その2)」では、L3SWをDHCPにしましたが、今回は、単独でDHCPサーバを立てます。Windows Server 2003などのネットワークOS上で、DHCPサービスを動作させてDHCPサーバにした方が、運用管理が楽になります。

 本来、ルータやスイッチは、データの転送がメインの仕事ですからいろんな処理をさせすぎるとレスポンスが悪くなってしまいます。

それでは、下図のようにネットワークを構築していきます。

 インターネットへの接続ポイントであるルータは、自宅のブロードバンドルータを使います。DNSの指定も、ブロードバンドルータを指定します。

●L3SW側の設定について

 IPモジュールを有効にするだけで、VLAN間の通信が可能です。しかし、このままでは、インターネット宛先