マルチホーミングとは

マルチホーミングとは、同一宛先に対して複数の経路で負荷分散させることができる機能です。

 複数のISPに同時に接続して、各ISPへの回線速度に応じてパケットを振り分けることができます。接続を単一のISPに依存する場合と比べ、耐障害性を実現することができます。

回線がダウンした場合には、別のISP経由でパケットを送出することができます。

 

また、送信元のIPアドレス(ネットワークアドレス)に基づいて、送出するISPを指定することもできます。

 マルチホーミング機能を使用するためには、IPマスカレードによるアドレス変換をISPに接続するインターフェイス毎に行う必要があります。

 アプリケーションによっては、マルチホーミングと相性が悪いものがあります。例えば、FTPのパッシブモードとは相性が悪いです。

 負荷分散を行い、送出するインターフェイスがパケットごとに振り分けられた場合、IPマスカレードによるアドレス変換の結果が、インターフェイスごとに異なることとなります。

 そのため、送信元IPアドレスが異なるため複数のセッションで連動ととりながら通信を行うアプリケーションとは、相性が悪くなります。