DHCPv4サーバとDHCPリレーの設定(その2)

 「DHCPv4サーバとDHCPリレーの設定(その1)」の続きです。R2ルータにDHCPリレーの設定を行っていきます。

R2ルータの設定

ネットワークは、下図の通りです。

DHCPリレーの設定

ip helper-address

CiscoルータにDHCPリレーを設定するには、インターフェイスに「ip helper-address」コマンドを適用します。

 「ip helper-address」コマンドを使うと、ブロードキャストパケットを特定のサーバにユニキャストすることができます。

Route(config-f)#ip helper-address { 転送先IPアドレス }

R2の設定

 R2上で、「ip helper address」コマンドを使ってDHCPのブロードキャストパケットをDHCPサーバへ転送するように設定します。インターフェイスコンフィギュレーションモードで、次のコマンドを入力します。

R2(config)#int g0/0
R2(config-if)#ip helper-address 192.168.2.2

●R2の設定

int g0/0
ip helper-address 192.168.2.2

PC1の設定

PC1のIPアドレスの設定を、手動(Static)にします。