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演習ファイルのダウンロード

 ファイルは Packet tracer Version 8.2.1 で作成しています。古いバージョンの Packet Tracer では、ファイルを開くことができませんので、最新の Packet Tracer を準備してください。
 ネットワークの構成を Packet Tracer で一から設定していくのは大変かと思います。「ダウンロード」から演習で使用するファイルのダウンロードができます。ファイルは、ウイルスバスターでウイルスチェックをしておりますが、ダウンロードは自己責任でお願いいたします。

IP電話③(スイッチの設定)

ここでは、各スイッチを設定していきます。

S1スイッチからS4スイッチに対して次の設定を行います。

  • PCとIP電話を接続するポートにPC用として「Data」VLANを、IP電話用として「Voice」VLANの2種類を割り当てます。
  • スイッチのルータ向けポートに対してTrunkモードの設定をし、「Data」VLANと「Voice」VLANの2つのトラフィックがルータに届くようにします。

S1スイッチの設定

まずは、S1スイッチから設定していきます。

●S1のコンフィグ

Switch>enable
Switch#conf t
Switch(config)#hostname S1

「Data」VLANと「Voice」VLANをそれぞれ作成します。

S1(config)#vlan 10
S1(config-vlan)#name DATA1
S1(config-vlan)#vlan 20
S1(config-vlan)#name VOICE1
S1(config-vlan)#exit

「f0/1-2」に「Data」VLANを割り当てます。

S1(config)#int range f0/1-2
S1(config-if)#switchport mode access
S1(config-if)#switchport access vlan 10

ここで、IP Phone1のディスプレイの表示を確認しておきます。

「GUI」タブをクリックします。

「Configuring Vlan」と表示されています。これは、VLANを設定中であることを意味しています。


「f0/1-2」に「Data」VLANを割り当てます。

ここで、疑問を抱くかもしれません。

それは、インターフェイスに複数のVLANを割り当てることができるのか、ということです。

 データトラフィック用の「Data」VLANと、IP電話用の「Voice」VLANの2種類を割り当てることができます

S1(config-if)#switchport voice vlan 20
S1(config-if)#exit

ここで、再度、IP Phone1のディスプレイの表示を確認します。

「GUI」タブをクリックします。

 スイッチに音声VLANが設定されるとIP電話のディスプレイの表示が下図のように、「Configuring Vlan」→「Configuring IP」に変わっていることが確認できます。


ルータへ繋がるポートに対して、Trunkモードの設定を行います。

S1(config-if)#int f0/24
S1(config-if)#switchport trunk allowed vlan 10,20
S1(config-if)#switchport mode trunk
S1(config-if)#end
S1#copy run start

S2~S4スイッチの設定

残りのスイッチを設定していきます。

●S2コンフィグ

Switch>enable
Switch#conf t
Switch(config)#hostname S2
S2(config)#vlan 30
S2(config-vlan)#name DATA2
S2(config-vlan)#vlan 40
S2(config-vlan)#name VOICE2
S2(config-vlan)#exit
S2(config)#int range f0/1-2
S2(config-if)#switchport mode access
S2(config-if)#switchport access vlan 30
S2(config-if)#switchport voice vlan 40
S2(config-if)#exit
S2(config-if)#interface f0/24
S2(config-if)#switchport trunk allowed vlan 30,40
S2(config-if)#switchport mode trunk
S2(config-if)#end
S2#copy run start

●S3コンフィグ

Switch>enable
Switch#conf t
Switch(config)#hostname S3
S3(config)#vlan 50
S3(config-vlan)#name DATA3
S3(config-vlan)#vlan 60
S3(config-vlan)#name VOICE3
S3(config-vlan)#exit
S3(config)#int range f0/1-2
S3(config-if)#switchport mode access
S3(config-if)#switchport access vlan 50
S3(config-if)#switchport voice vlan 60
S3(config-if)#exit
S3(config-if)#interface f0/24
S3(config-if)#switchport trunk allowed vlan 50,60
S3(config-if)#switchport mode trunk
S3(config-if)#end
S3#copy run start

●S4コンフィグ

Switch>enable
Switch#conf t
Switch(config)#hostname S4
S4(config)#vlan 70
S4(config-vlan)#name DATA4
S4(config-vlan)#vlan 80
S4(config-vlan)#name VOICE4
S4(config-vlan)#exit
S4(config)#int range f0/1-2
S4(config-if)#switchport mode access
S4(config-if)#switchport access vlan 70
S4(config-if)#switchport voice vlan 80
S4(config-if)#exit
S4(config-if)#interface f0/24
S4(config-if)#switchport trunk allowed vlan 70,80
S4(config-if)#switchport mode trunk
S4(config-if)#end
S4#copy run start

スイッチの設定は以上となります。

次はルータを設定していきます。

この続きは「IP電話④(サブインターフェイス設定)」でルータの設定を行っていきます。

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