アクセスポイント

アクセスポイント

 ネットワークにおいて、アクセスポイント(AP)とは、無線LANの基地局として、無線端末と有線LANを接続するための装置のことを指します。

 APは、無線端末からの通信を受信し、有線LANに接続することで、無線端末がネットワークにアクセスできるようにします。また、APにはSSID(Service Set IDentifier)という識別子が設定されており、無線端末はSSIDに基づいてAPに接続することができます。

APには、以下のような種類があります。

  1. スタンドアロン型AP:単体で動作するAPで、無線LANの基地局として使用されます。
  2. コントローラー型AP:複数のAPを統括するコントローラーが必要なAPで、大規模な無線LAN環境に適しています。
  3. メッシュ型AP:複数のAPを接続して、広い範囲をカバーすることができるAPです。無線信号の中継を行うため、複数のAPを設置する必要があります。

 APは、無線LANの利便性を高めるために使用されます。スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの無線端末が増加している現代において、APを使用することで、ネットワークに簡単にアクセスすることができます。また、無線LANによって配線工事が不要になるため、ネットワークの構築や拡張が容易になるという利点があります。