サイト間VPN(その5)
「サイト間VPN(その4)」の続きです。
ここでは、トンネルのテストを行います。
トンネルのテストは、Router_Bから行います。Router_BにSDMで接続しておきます。
※サイト間VPNは、IOSが対応していなければ、設定することはできません。
以下の図のネットワーク構成を使用していきます。

トンネルのテスト
「トンネルのテスト」ボタンをクリックします。

「VPNトラブルシューティング」が表示されます。
「開始」ボタンをクリックします。

「SDM警告」が表示されます。
これは、VPNトラフィックをまだ発生していないため、VPNセッションがまだ確立していないためです。
※既にping等でトンネルの開通テストを行っていれば、ここで、このメッセージは、表示されません。
「はい」ボタンをクリックします。

「VPNトラブルシューティング」が表示されます。
「SDMでVPNトラフィックを生成する」を選択して、宛先ネットワーク内のホストのIPアドレスに「192.168.1.1」と入力します。
「続行」ボタンをクリックします。

「情報」が表示され、VPNのトラブルシューティングは成功したことが告げられます。
「OK」ボタンをクリックします。

もう一度、VPNのトラブルシューティングを行ってみます。
「開始」ボタンをクリックします。

今度は、すんなりとテストが完了します。
もちろん、テストは成功します。

「閉じる」ボタンを押して、「VPNトラブルシューティング」を完了させます。

次の「サイト間VPN(その6)」では、PC_Aから実際にPC_Bに通信が行えるかどうかを確認します。また、Router_AとRouter_Bのコンフィグを紹介します。