サイト間VPN(その4)

サイト間VPN(その3)」の続きです。

今度は、Router_BにVPNの設定を行っていきます。

※サイト間VPNは、IOSが対応していなければ、設定することはできません。

以下の図のネットワーク構成を使用していきます。

VPNの設定(Router_B)

PC_BからRouter_BにSDMで接続します。

「設定」をクリックし、左メニューの「VPN」をクリックします。

ツリー上のメニュの「サイト間VPN」をクリックし、「サイト間VPNを作成する。」を選択します。

「選択したタスクを実行する」ボタンをクリックします。

「サイト間VPNウィザード」が開始します。

「クイックセットアップ」を選択し、「次へ」をクリックします。

以下の設定を行います。

●VPNを行うインターフェイス ・・・ Ethernet0
●リモートピアのIPアドレス ・・・ 「200.200.200.1」
●事前共有キー ・・・ 「cisco」
※ここでは、「cisco」としていますが、任意の文字列で構いません。
●送信元 ・・・ FastEthernet0
●宛先のIPアドレス ・・・ 「192.168.1.0」
●宛先のサブネットマスク ・・・ 「255.255.255.0」

「完了」ボタンをクリックします。

「コマンド配信ステータス」が表示されます。「OK」ボタンをクリックします。

設定した内容を保存します。

上メニューの「保存」をクリックします。

警告が表示されますが、「はい」をクリックします。

これで、Router_BのVPNの完了です。

 次の「サイト間VPN(その5)」では、トンネルのテストを行います。トンネルのテストは、引き続き、Router_Bで行いますので、SDMの接続は、そのままにしておいて下さい。

関連コンテンツ