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マルチエリアOSPF(ASBRサマリーLSA)

 LSAタイプ4のASBRサマリーLSAは、ABRが生成します。ASBRサマリーなので、ASBRがLSAを生成するように勘違いしてしまいがちですが、生成するのはABRなので注意してください。また、このLSAは、非OSPFエリアが接続されている場合のみ生成されます。

※ASBRは、LSAタイプ5、LSAタイプ7を生成します。

 ASBRサマリーLSAは、非OSPFネットワークへ接続するASBRのルータIDとASBRへのメトリック情報を通知します。ABRが生成し、通知範囲はエリア内に限定されます。

 ASBRサマリーLSAのフォーマットは、ネットワークサマリーLSAと同じです。違うのは、ネットワークサマリーLSAでは、ネットワークアドレスだったものが、ASBRのルータIDになり、サブネットマスクが「0.0.0.0」だということです。

LSAタイプ3とLSAタイプ4の違いは、簡単に言うと以下のようになります。

LSAタイプ3 ・・・ エリアの外部にあるネットワークをエリア内にアドバタイズする。
LSAタイプ4 ・・・ ASBRの情報をエリア内にアドバタイズする。

マルチエリアOSPF(ABR・ASBR混在設定例①:R1~R3)」で構築したネットワークを利用して確認します。

LSAタイプ4を確認するには、下のネットワーク構成では、R6ルータで確認する必要があります。