AWS Certificate Manager

AWS クラウドプラクティショナー 問題集Ⅰ|完全無料&徹底解説

AWS クラウドプラクティショナー 問題集Ⅰ|完全無料&徹底解説 ◆◇◆ AWS認定試験実践トレーニング ◆◇◆ 全世界で1000万人以上が利用するオンライン学習サービスのWhizl…

AWS Certificate Manager

 AWS Certificate Manager(ACM)は、AWSが提供するSSL/TLS証明書の管理サービスです。ACMを使用すると、簡単かつ無料でSSL/TLS証明書を取得、管理、およびデプロイすることができます。以下に、ACMの主な特徴と機能について説明します。

  1. 無料のSSL/TLS証明書
     ACMは、AWSのエコシステム内で使用するSSL/TLS証明書を無償で提供します。ACMを使用すると、AWSリソース(CloudFront、ELB、API Gatewayなど)やカスタムアプリケーションで使用するためのSSL/TLS証明書を簡単に入手することができます。
  2. 自動証明書の管理
     ACMは、証明書の発行、更新、および管理を自動化します。証明書の期限切れや更新作業に気を使う必要がなくなります。ACMは、証明書の自動的な更新とリプレースを実行し、証明書の有効性を確保します。
  3. 統合されたAWSサービスとの連携
     ACMは、AWSのさまざまなサービスとシームレスに統合されています。ACMで発行した証明書は、CloudFront、ELB、API Gateway、CloudFormationなど、さまざまなAWSサービスで直接使用できます。これにより、SSL/TLS証明書の管理が簡素化され、セキュリティが向上します。
  4. プライベート証明書のサポート
     ACMは、パブリック証明書だけでなく、プライベート証明書(内部での使用を目的とした証明書)もサポートしています。プライベート証明書を使用すると、VPC内のリソース間でセキュアな通信を確立することができます。
  5. ワイルドカード証明書およびSAN証明書のサポート
     ACMは、ワイルドカード証明書(複数のサブドメインに適用可能な証明書)およびSAN(Subject Alternative Name)証明書(複数のドメイン名に適用可能な証明書)をサポートしています。これにより、複数のドメインやサブドメインの証明書を1つの証明書で管理できます。
  6. 高いセキュリティと信頼性
     ACMは、セキュリティと信頼性に優れた証明書を提供します。ACMは、ユーザーのプライベートキーを安全に保存し、適切な保護を提供します。また、ACMは、トランスペアレントな自動化された証明書管理プロセスを通じて、証明書の信頼性と品質を確保します。

 ACMを使用することで、SSL/TLS証明書の取得と管理を簡素化し、セキュリティの向上とHTTPSの導入を容易にすることができます。