RJ11(モジュラーコネクタ)

RJ11(モジュラーコネクタ)

 RJ11は、一般的に電話回線で使用されるモジュラーコネクタの一種です。RJ11はRegistered Jack 11の略称であり、主にツイストペアケーブルを接続するために使用されます。以下にRJ11について詳しく説明します。

RJ11
  1. 形状とピン構成
    • RJ11コネクタは、プラスチック製で長方形の形状をしています。通常、4つの金属ピンを持っています。これらのピンは、ケーブル内部の導体と接続するための役割を果たします。RJ11コネクタは、ケーブルを挿入するための差込口も持っており、正しくケーブルを挿入することで信号の伝送が可能になります。
  2. ケーブル接続と規格
    • RJ11コネクタは、一般的にツイストペアケーブルを使用して電話回線を接続するために使用されます。ケーブル内のツイストペアワイヤーがRJ11コネクタのピンに接続され、音声信号の伝送が行われます。
  3. 電話回線接続と用途
    • RJ11コネクタは、一般的な電話回線接続で広く使用されます。家庭やオフィスの電話システムにおいて、電話機やモデムを電話回線に接続するために使用されます。RJ11コネクタを介して音声信号が伝送され、通話やデータ通信が行われます。
  4. ピンの配置と機能
    • RJ11コネクタのピンは、通常、2つのペアに分かれています。ピン1とピン6は1つのペアを形成し、ピン2とピン5はもう1つのペアを形成します。一般的には、ピン3とピン4は使用されません。ピン1とピン6は電話機の受話器やモデムの音声信号を伝送し、ピン2とピン5は送信信号を伝送します。

 RJ11コネクタは、電話回線接続において一般的に使用されるコネクタです。正しく配線されたRJ11コネクタは、信号の正確な伝送と安定した電話通話やデータ通信を可能にします。