アクティブモード

アクティブモード

 ネットワークにおいて、通信を開始するデバイスがアクティブモードになっているということは、そのデバイスがデータを送信するために送信元としてアクションを起こしている状態を指します。

 例えば、Wi-Fiネットワークに接続したデバイスがアクティブモードになっている場合、そのデバイスはアクセスポイントにデータを送信するために、Wi-Fiネットワークに対してアクションを起こしています。また、同時にそのデバイスは、アクセスポイントから送信されたデータを受信することもできます。

 アクティブモードとは対照的に、パッシブモードというものもあります。パッシブモードにあるデバイスは、ネットワーク内の他のデバイスからの通信に対しては受動的な状態であり、データを送信するためのアクションは起こしていません。一方で、パッシブモードのデバイスは、自分宛の通信があった場合には、それを受信することができます。

 アクティブモードとパッシブモードは、通信プロトコルによって制御されます。たとえば、Bluetoothにおいては、デバイスは常にアクティブモードで通信するため、電池消費量が高くなります。一方で、Wi-Fiにおいては、通信が必要な場合に限りアクティブモードになるため、電池消費量を抑えることができます。