目次

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基礎問題05:Serialのケーブリング

前提知識

ここでは、ルータのSerial ケーブリングを行っていきます。

Serial ケーブリングに関する前提知識については、以下のリンク先で解説しています。

DCEとDTESerialケーブルとコンソールケーブル
拡張モジュールの取り付けCisco 2621ルータの拡張モジュールの取り付け
シリアル接続
Serial ケーブリング

問題

 下図のネットワーク①(ライトブルー枠)、ネットワーク②(ライトグリーン枠)、ネットワーク③(ピンク枠)の各々のネットワークにおいて、ネットワークごとに異なるSerialモジュール(拡張カード)を取り付けて、Serial ケーブリングを行ってください。

Serialのケーブリング

ステップ1:ネットワーク①のSerial ケーブリング

ネットワーク①のSerial ケーブリングを行います。Serial のモジュールには「WIC-1T」を使用します。

Q01:R1、R2の「SLOT0」に「WIC-1T」モジュールを取り付けます。
Q02:R1、R2の使用しない「SLOT1」に「WIC-Cover」を取り付けます。
Q03:R1の S0/0/0 と R2 の S0/0/0 にSerial ケーブルを取り付けます。R1の S0/0/0 をDCE 側とします。

リンクライトが緑色に点灯していることを確認します。

ステップ2:ネットワーク②のSerial ケーブリング

ネットワーク②のSerial ケーブリングを行います。Serial のモジュールには「WIC-2T」を使用します。

Q04:R3、R4の「SLOT0」に「WIC-2T」モジュールを取り付けます。
Q05:R3、R4の使用しない「SLOT1」に「WIC-Cover」を取り付けます。
Q06:R3の S0/0/0 と R4 の S0/0/0 にSerial ケーブルを取り付けます。R3の S0/0/0 をDCE 側とします。

リンクライトが緑色に点灯していることを確認します。

ステップ3:ネットワーク③のSerial ケーブリング

ネットワーク③のSerial ケーブリングを行います。Serial のモジュールには「HWIC-2T」を使用します。

Q07:R5、R6の「SLOT0」に「WIC-1T」モジュールを取り付けます。
Q08:R5、R6の使用しない「SLOT1」に「WIC-Cover」を取り付けます。
Q09:R5の S0/0/0 と R2 の S0/0/0 にSerial ケーブルを取り付けます。R5の S0/0/0 をDCE 側とします。

リンクライトが緑色に点灯していることを確認します。

動作検証

手順01:R1とR2で「show ip interface brief」コマンドを実行します。

●R1の「show ip interface brief」の出力

R1#show ip interface brief 
Interface              IP-Address      OK? Method Status                Protocol 
FastEthernet0/0        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
FastEthernet0/1        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
Serial0/0/0            unassigned      YES unset  up                    up 
Vlan1                  unassigned      YES unset  administratively down down

●R2の「show ip interface brief」の出力

R2#show ip interface brief 
Interface              IP-Address      OK? Method Status                Protocol 
FastEthernet0/0        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
FastEthernet0/1        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
Serial0/0/0            unassigned      YES unset  up                    up 
Vlan1                  unassigned      YES unset  administratively down down

上のライトブルーのマーカーに注目します。R1、R2にSerialインターフェイスが1つ増えていることが確認できます。

手順2:R3とR4で「show ip interface brief」コマンドを実行します。

●R3の「show ip interface brief」の出力

R3#show ip int brief 
Interface              IP-Address      OK? Method Status                Protocol 
FastEthernet0/0        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
FastEthernet0/1        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
Serial0/0/0            unassigned      YES unset  up                    up 
Serial0/0/1            unassigned      YES unset  down                  down 
Vlan1                  unassigned      YES unset  administratively down down

●R4の「show ip interface brief」の出力

R4#show ip interface brief 
Interface              IP-Address      OK? Method Status                Protocol 
FastEthernet0/0        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
FastEthernet0/1        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
Serial0/0/0            unassigned      YES unset  up                    up 
Serial0/0/1            unassigned      YES unset  down                  down 
Vlan1                  unassigned      YES unset  administratively down down

上のライトグリーンのマーカーに注目します。R、R4にSerialインターフェイスが2つ増えていることが確認できます。

手順3:R5とR6で「show ip interface brief」コマンドを実行します。

●R5の「show ip interface brief」の出力

R5#show ip interface brief 
Interface              IP-Address      OK? Method Status                Protocol 
FastEthernet0/0        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
FastEthernet0/1        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
Serial0/0/0            unassigned      YES unset  up                    up 
Serial0/0/1            unassigned      YES unset  down                  down 
Vlan1                  unassigned      YES unset  administratively down down

●R6の「show ip interface brief」の出力

R6#show ip interface brief 
Interface              IP-Address      OK? Method Status                Protocol 
FastEthernet0/0        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
FastEthernet0/1        unassigned      YES NVRAM  administratively down down 
Serial0/0/0            unassigned      YES unset  up                    up 
Serial0/0/1            unassigned      YES unset  down                  down 
Vlan1                  unassigned      YES unset  administratively down down

上のピンクのマーカーに注目します。R5、R6にSerialインターフェイスが2つ増えていることが確認できます。

 Serialインターフェイスをルータに搭載することは、WANの演習で必要になってきます。この練習問題をとおして、Serialインターフェイスの扱い方をマスターしておきましょう。

解答

設定の解答例は、この問題を解説しているYouTube動画の中で確認してください。