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基礎問題01:イーサーネットのケーブリング

前提知識

ここでは、イーサーネットのケーブリングを行います。

 ケーブリングとは、LANなどのネットワーク構築において、ツイストペアケーブルや光ファイバケーブルなどの通信ケーブルを敷設して、ネットワーク上の機器の配線を行うことを指す用語です。

ケーブリングについての前提知識については、以下のリンク先で解説しています。

UTPストレートケーブル接続UTPクロスケーブル接続
光ファイバー接続拡張モジュールの取り付け
Cisco 2621ルータの拡張モジュールの取り付けシリアル接続

問題

 イーサーネットにおいて、ネットワーク機器、PCなどをUTPケーブルで接続する際には、UTPストレートケーブル、UTPクロスケーブルを使い分けて接続する必要があります。AutoMDI/MDI-X に対応しているか、していないかで、接続するケーブルが異なります。古いネットワーク機器やPCは、AutoMDI/MDI-X に対応していないため、UTPケーブルを使い分ける必要があります。

下図のネットワークにおいて、正しいUTPケーブルを選択して、図に示しているインターフェイス同士を接続してください。

ステップ1:イーサーネットケーブリング

・Q1:図①のネットワーク(ライトブルー枠内)のケーブリングを行います。

・Q2:図②のネットワーク(ライトグリーン枠内)のケーブリングを行います。

・Q3:図③のネットワーク(ピンク枠内)のケーブリングを行います。

・Q4:図④のネットワーク(オレンジ枠内)のケーブリングを行います。

完成例

 図①~④のケーブリングを行った完成例は下図のとおりです。AutoMDI/MDI-X に対応している機器と接続する際は、UTPストレートケーブル、UTPクロスケーブルのどちらを使用してもよいのですが、UTPストレートケーブルで統一しておくとよいでしょう。

ステップ2:動作検証

・図①のネットワークの動作検証を行います。

PC1からPC2へ ping を行います。

C:>ping 192.168.1.2

・図②のネットワークの動作検証を行います。

L1からL2へ ping を行います。

C:>ping 192.168.1.2

・図③のネットワークの動作検証を行います。

PC3からPC4へ ping を行います。

C:>ping 192.168.3.2

・図④のネットワークの動作検証を行います。

L3からL4へ ping を行います。

C:>ping 192.168.3.2

解答

設定の解答例は、この問題を解説しているYouTube動画の中で確認してください。