AWS:請求ダッシュボード

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AWS:請求ダッシュボード

 AWSの請求ダッシュボード(Billing Dashboard)は、AWSアカウントの利用状況や料金情報を視覚化して表示するツールです。請求ダッシュボードを使用することで、AWSサービスの利用料金や予算を管理し、コストを把握することができます。以下に、請求ダッシュボードの主な機能と使い方について解説します。

  1. 利用状況の可視化
     請求ダッシュボードでは、AWSサービスの利用状況をグラフやチャートで表示します。インスタンスの実行時間、データ転送量、ストレージ使用量などの詳細な情報を確認することができます。これにより、どのサービスがコストを占めているのかを把握し、最適なコスト管理策を立てることができます。
  2. 請求詳細の表示
     請求ダッシュボードでは、請求に関する詳細な情報を表示します。具体的な請求項目や料金の内訳、前月との比較などを確認することができます。また、過去の請求情報や請求書のダウンロードも可能です。
  3. カスタムコスト割り当てタグの管理
     請求ダッシュボードでは、カスタムコスト割り当てタグを使用して、リソースやサービスごとにコストを追跡することができます。タグを使用することで、プロジェクト、部門、チームなどのコストを特定できます。
  4. 予算とアラートの設定
     請求ダッシュボードでは、特定の予算を設定し、コストの上限を管理することができます。予算に対してアラートを設定すると、指定した金額や使用量に達した際に通知を受けることができます。
  5. コストエクスプローラ
     請求ダッシュボードには、コストエクスプローラと呼ばれるツールもあります。コストエクスプローラでは、AWSサービスの利用料金をさまざまな観点から分析し、コストを理解することができます。

 請求ダッシュボードは、AWS Management Consoleからアクセスできます。請求情報の表示や設定を行うには、適切なアクセス権限を持つAWSアカウントを使用する必要があります。

 請求ダッシュボードを活用することで、AWSの利用状況や料金に対する洞察を得ることができ、コスト管理や予算管理を効果的に行うことができます。