RDSはSQL型

AWS クラウドプラクティショナー 問題集Ⅰ|完全無料&徹底解説

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RDSはSQL型

 AWSのRDS(Relational Database Service)は、SQL型(リレーショナル)データベースを提供するフルマネージド型のクラウドサービスです。以下にRDSのSQL型データベースについての詳細な説明をします。

  1. サポートされるデータベースエンジン
     AWS RDSは、複数のSQL型データベースエンジンをサポートしています。主なエンジンには以下のものがあります:
    • Amazon Aurora
       クラウド専用の高性能かつ耐久性の高いデータベースエンジンです。MySQLとPostgreSQLと互換性があります。
    • MySQL
       オープンソースのリレーショナルデータベースエンジンであり、幅広いアプリケーションで使用されています。
    • PostgreSQL
      オープンソースのオブジェクトリレーショナルデータベースエンジンであり、拡張性と堅牢性が特徴です。
    • Oracle
      商用のリレーショナルデータベースエンジンであり、大規模な企業アプリケーションに使用されます。
    • Microsoft SQL Server
       マイクロソフトのリレーショナルデータベースエンジンであり、Windowsベースのアプリケーションに適しています。
  2. マネージド型サービス
     RDSはフルマネージド型のサービスであるため、データベースの設定、パッチ適用、バックアップ、モニタリングなどのタスクをAWSが自動的に管理します。これにより、開発者はデータベースの運用に関する負担を軽減し、アプリケーションの開発に集中することができます。
  3. スケーラビリティと可用性
     RDSは、データベースの自動スケーリングと高可用性を提供します。自動スケーリングにより、トラフィックの増加に対応して容量やパフォーマンスを自動的に調整できます。また、複数のアベイラビリティーゾーンでのレプリケーションにより、障害が発生した場合でもデータの可用性と耐久性を確保します。
  4. セキュリティとアクセス制御
     RDSはセキュリティを重視しており、データベースへのアクセスを制御するための機能を提供しています。これには、ネットワーク隔離、暗号化、IAMロールによるアクセス制御、データベースログの監査などが含まれます。
  5. モニタリングとアラーティング
     RDSは、データベースのパフォーマンスやメトリクスを監視し、クラウドウォッチやAmazon CloudWatch Eventsなどのツールを使用してアラートを生成します。これにより、問題を早期に検出し、適切な対策を講じることができます。

 以上がAWSのRDSの概要です。RDSはSQL型データベースのプロビジョニング、管理、スケーリング、セキュリティを簡素化し、高性能かつ信頼性の高いデータベース環境を提供します。