VPCとサブネット

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VPCとサブネット

 Amazon VPC(Virtual Private Cloud)は、ユーザーが独自に設定した仮想ネットワーク環境のことです。これにより、AWSのリソースを仮想的に分離し、よりセキュアで効率的なネットワーク環境を提供することができます。VPC内での通信はインターネットを経由せず、完全にプライベートに行われます。

 VPCにはサブネットを含めることができます。サブネットは、VPC内の一部のIPアドレス範囲であり、ネットワークをより小さなセグメントに分割することができます。各サブネットには、VPC内のAWSリソースを配置することができます。サブネットには、それぞれユニークなCIDRブロックがあり、VPCのCIDRブロックの範囲内になければなりません。

 サブネットには、パブリックサブネットとプライベートサブネットがあります。パブリックサブネットは、インターネットゲートウェイを使用してインターネットにアクセスすることができます。プライベートサブネットは、パブリックサブネットにアクセスできませんが、NATインスタンスまたはNATゲートウェイを使用して、インターネットにアクセスできます。

 VPCとサブネットの関係については、VPC内に複数のサブネットを作成することができます。サブネットは、VPCのCIDRブロック内にあるIPアドレスの範囲で定義されます。サブネットを作成すると、自動的にそのサブネットに割り当てられるIPアドレスの範囲が設定されます。サブネットには、パブリックサブネットとプライベートサブネットの2種類があります。

 パブリックサブネットは、パブリックIPアドレスが直接アタッチされたEC2インスタンスをホストするために使用されます。パブリックサブネットには、インターネットゲートウェイが接続されており、パブリックIPアドレスが必要なリソースにアクセスできるようになっています。

 一方、プライベートサブネットは、パブリックIPアドレスを持たず、VPC内の他のサブネットやインターネットからの直接アクセスができません。プライベートサブネットは、プライベートリソースをホストするために使用されます。ただし、プライベートサブネットからインターネットへのアクセスが必要な場合は、NATゲートウェイを使用して、プライベートサブネット内のリソースがインターネットにアクセスできるようにします。