S3 アクセスコントロールリスト

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S3 アクセスコントロールリスト

 Amazon S3では、アクセスコントロールリスト(ACL)を使用して、バケットやオブジェクトに対するアクセス権限を管理することができます。ACLは、バケットやオブジェクトに対して、以下のような権限を与えることができます。

  1. READ権限
    バケットやオブジェクトの読み取りが可能となります。
  2. WRITE権限
    バケットやオブジェクトの書き込みが可能となります。
  3. READ_ACP権限
    バケットやオブジェクトのアクセスコントロールリストの読み取りが可能となります。
  4. WRITE_ACP権限
    バケットやオブジェクトのアクセスコントロールリストの書き込みが可能となります。
  5. FULL_CONTROL権限
    バケットやオブジェクトに対するすべての権限を持ちます。

 ACLは、バケットに対するアクセス権限と、バケット内のオブジェクトに対するアクセス権限の2つのレベルで設定することができます。バケットに対するアクセス権限は、バケットを作成するときに設定することができます。バケット内のオブジェクトに対するアクセス権限は、オブジェクトを作成するときに設定することができます。

 また、Amazon S3では、AWS Identity and Access Management(IAM)を使用して、より細かいアクセス権限の設定が可能です。IAMを使用すると、各ユーザーに対して、特定のバケットやオブジェクトに対するアクセス権限を設定することができます。また、IAMを使用することで、アクセス権限の設定を一元化し、より簡単に管理することができます。

 以上のように、Amazon S3のACLは、バケットやオブジェクトに対するアクセス権限の設定を行うための機能であり、セキュリティ上の重要な機能です。ACLを適切に設定することで、データの安全性を高めることができます。