EBS スナップショット
EBS スナップショット
Amazon Elastic Block Store(EBS)は、Amazon Web Services(AWS)のブロックレベルストレージサービスであり、EBSスナップショットは、EBSボリュームのデータをバックアップする方法の1つです。EBSスナップショットは、バックアップを取る際に、データの整合性を保証することができます。
以下は、EBSスナップショットに関する詳細です。
- EBSスナップショットの作成方法
EBSスナップショットは、AWSコンソール、AWS CLI、またはAPIを使用して作成することができます。スナップショットを作成するには、以下の手順を実行します。
- スナップショットを作成するEBSボリュームを選択する。
- スナップショットの名前を指定する。
- スナップショットを作成する。
- スナップショットの利用方法
EBSスナップショットは、以下のような用途に使用することができます。
- EBSボリュームのバックアップ
スナップショットを使用して、EBSボリュームのデータをバックアップすることができます。 - 新しいEBSボリュームの作成
スナップショットから新しいEBSボリュームを作成することができます。 - データの復元
スナップショットからデータを復元することができます。
- スナップショットの特徴
EBSスナップショットには、以下のような特徴があります。
- インクリメンタルバックアップ
スナップショットは、変更があったブロックのみをバックアップするため、インクリメンタルバックアップが可能です。 - ボリュームのサイズとは無関係
スナップショットは、ボリュームのサイズに依存せず、バックアップされたブロックのみを保存するため、ボリュームサイズとは無関係です。 - リージョン間のスナップショットのコピー
スナップショットは、異なるAWSリージョン間でコピーすることができます。 - スナップショットの暗号化
スナップショットは、暗号化することができます。
スナップショットの注意点:EBSスナップショットには、以下のような注意点があります。
スナップショットは、EBSボリュームと異なり、瞬間的に作成されたコピーであるため、スナップショットにはアクセス時間がかかることがあります。また、スナップショットの作成中は、スナップショットが使用しているEBSボリュームに対して、読み取りおよび書き込みアクションを実行しないことが推奨されています。
また、スナップショットは定期的に作成することが推奨されています。これは、ボリュームに対する最新の変更がスナップショットに反映されるようにするためです。スナップショットの保持期間は、AWSコンソールやCLIを使用して設定できます。
最後に、EBSスナップショットは、AWSの他のサービスと統合されており、例えばAmazon Machine Images(AMI)を作成する際に使用することができます。AMIは、EC2インスタンスを起動するためのテンプレートであり、EBSスナップショットから作成されることがあります。