URLフィルタリング(その2)

URLフィルタリング(その1)」の続きです。

ここでは、Router_Aの設定を行っていきます。

ネットワークの構成は、下図の通りです。

※ブロードバンドルータには、IPマスカレードの設定をしておきます。

SDMでルータを設定できるようにする

●Router_A

PC_A上からRouterをSDMで操作できるように設定します。

この作業は、CLIで行う必要があります。

Routerのグローバル設定モードから下の設定を流し込みます。


interface f0
ip address 192.168.2.1 255.255.255.0
no shutdown
exit
ip http server
ip http secure-server
ip http authentication local
username cisco privilege 15 password 0 cisco
line vty 0 4
privilege level 15
login local
transport input telnet
exit

※ユーザアカウントは、ルータへ接続時に変更するように求められます。ここでは、ユーザ名に「ccnaccnp」をパスワードに「ccnaccnp」を設定するものとして、説明していきます。

これで、PC_A上からSDMでRouterを管理できるようになります。

基本設定

インターフェイスへのIPアドレスの割り当て、ルータ名の変更は、省略します。

を参考にして下さい。

デフォルトルートの追加

上メニューの「設定」ボタンをクリックし、「ルーティング」をクリックします。

「追加」ボタンをクリックしスタティックルーティングの設定を行います。

「IPスタティックルートの追加」が表示されます。

 「このルートをデフォルトルートにする」にチェックを入れ、転送の「IPアドレス」に「192.168.1.254」と入力し、「OK」ボタンをクリックします。

「コマンド配信ステータス」が表示されます。

「OK」ボタンをクリックします。

デフォルトルートが追加されています。

設定は、まだありますが、ここで、PC_Aからインターネットへ接続できるかどうかの確認を行ってみます。

続きは、次の「URLフィルタリング(その3)」で、解説していきます。

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