Easy VPN リモート(その1)
「Easy VPN リモート(その4)」の続きです。
ここでは、Easy VPN リモート機能を使用して、リモートクライアントの設定を行っていきます。
設定を完了するためには、以下の情報が必要です。
- Easy VPNサーバのIPアドレス
- IPSecグループ名
- キー
それでは、リモートクライアントの設定を行っていきます。
ネットワーク構成は、下図の通りです。

PC_B上からRouterをSDMで操作できるように設定します。
この作業は、CLIで行う必要があります。
Routerのグローバル設定モードから下の設定を流し込みます。
interface f0
ip address 192.168.2.1 255.255.255.0
no shutdown
exit
ip http server
ip http secure-server
ip http authentication local
username ccnaccnp privilege 15 password 0 ccnaccnp
line vty 0 4
privilege level 15
login local
transport input telnet
exit
これで、PC_B上からSDMでRouterを管理できるようになります。
Routerのホスト名を「Router_A」し、E0にIPアドレス「200.200.200.2/24」を設定します。
インターフェイスへのIPアドレスの割り当て方は、「インターフェイスの設定(その1)」で説明しています。こちらを参考にしてみて下さい。
Rouoter_Bにデフォルトルートを設定します。
「設定」をクリックし、左メニューの「ルーティング」をクリックします。
「追加」ボタンをクリックします。

「IPスタティックルートの追加」が表示されます。
「このルートをデフォルトルートにする」にチェックを入れ、「インタフェイス」に「Ethernet0」を指定し、「OK」ボタンをクリックします。

この続きの設定は、次の「Easy VPN リモート(その2)」で行います。