AWS CLF 問題1581-1584:Docker

AWS クラウドプラクティショナー 問題集Ⅳ|完全無料&徹底解説

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AWS CLF 問題1581-1584:Docker

問題1581:Dockerとは何ですか?

A) コンテナのイメージを格納するAWSのサービス
B) コンテナの作成や管理ができるソフトウェア
C) AWS上でコンテナを実行するためのデータプレーン
D) Docker Hubに登録されたコンテナイメージ

解答解説:
解答:B) コンテナの作成や管理ができるソフトウェア

解説:
Dockerはコンテナの作成や管理ができるソフトウェアです。Dockerはコンテナ技術のデファクトスタンダードとして広く利用されており、開発者によって多くのプロジェクトで採用されています。Dockerを使用することで、アプリケーションやサービスをコンテナとして独立して実行し、環境の依存性を排除し、簡単に展開およびスケーリングできます。AWSなどのクラウドプロバイダーでもDockerを利用してコンテナを実行および管理することが一般的です。選択肢 A) のAWSのサービスや選択肢 C) のデータプレーン、選択肢 D) のDocker HubはDockerの一部ではありますが、Docker自体の主要な特徴や役割を表すものではありません。


問題1582:Dockerでコンテナを作成する際に必要なものは何ですか?

A) コンテナイメージとレジストリ
B) Dockerfileとコンテナイメージ
C) レジストリとコンテナイメージ
D) Docker Hubとコンテナイメージ

解答解説:
解答:B) Dockerfileとコンテナイメージ

解説:
Dockerでコンテナを作成するためには、まずDockerfileと呼ばれるテキストファイルを使用してコンテナイメージを定義します。Dockerfileには、コンテナのベースイメージ、アプリケーションの設定、必要なライブラリなどの指定が含まれます。このDockerfileからコンテナイメージが構築され、そのイメージを使用してコンテナが作成・起動されます。レジストリはコンテナイメージの保存場所であり、イメージが必要な場合にプル(ダウンロード)するために使用されます。Docker HubはDockerイメージの公開・共有のためのレジストリサービスの一例ですが、他にも様々なレジストリが利用できます。ですから、Dockerfileとコンテナイメージがコンテナの作成に必要な主要な要素です。


問題1583:コンテナイメージはどこに保存されるのですか?

A) Docker Hub
B) レジストリ
C) AWSのコントロールプレーン
D) コンテナ内のファイルシステム

解答解説:
解答:B) レジストリ

解説:
コンテナイメージは一般的に「レジストリ」と呼ばれる場所に保存されます。レジストリは、コンテナイメージの格納と管理を担当するサービスやサーバーのことを指します。Docker Hubは有名なレジストリサービスの一つであり、公開されたコンテナイメージを提供しています。しかし、Docker Hub以外にも、独自のプライベートレジストリを構築したり、クラウドプロバイダーが提供するレジストリサービスを利用したりすることができます。コンテナを実行する際には、必要なコンテナイメージをレジストリからプル(ダウンロード)して使用します。選択肢 A) の Docker Hub は一つのレジストリの例ですが、すべてのコンテナイメージが Docker Hub に保存されるわけではありません。


問題1584:AWSのコンテナサービスはどの3つの要素で構成されていますか?

A) レジストリ、コントロールプレーン、データプレーン
B) コンテナイメージ、Dockerfile、コンテナ
C) Amazon ECS、Amazon EKS、Fargate
D) Docker、Kubernetes、OpenShift

解答解説:
解答:A) レジストリ、コントロールプレーン、データプレーン

解説:
AWSのコンテナサービスは、以下の3つの要素で構成されています。

・レジストリ: コンテナイメージの格納と管理を担当する部分で、Amazon ECR(Amazon Elastic Container Registry)がこれに相当します。コンテナイメージを保存し、プル(ダウンロード)して使用できるようにします。

・コントロールプレーン: コンテナのデプロイやスケジューリング、管理を行うための要素です。AWSではAmazon ECS(Elastic Container Service)とAmazon EKS(Elastic Kubernetes Service)がコントロールプレーンを提供しており、目的に応じて選択します。

・データプレーン: 実際にコンテナを実行するための環境を提供します。データプレーンにはEC2インスタンスやAWS Fargateが含まれ、コンテナが実際に動作する場所です。

これらの要素が組み合わさってAWS上でコンテナを実行、管理します。選択肢BのコンテナイメージやDockerfileはコンテナの作成に関連する要素であり、AWSのコンテナサービスの構成要素ではありません。選択肢 C) のAmazon ECS、Amazon EKS、FargateはAWSのコンテナサービスの一部であり、コントロールプレーンやデータプレーンを指しますが、直接的にAWSのコンテナサービスを構成する要素ではありません。選択肢 D) のDocker、Kubernetes、OpenShiftはコンテナ技術やオーケストレーションに関連するものであり、AWSのコンテナサービスの構成要素ではありません。