AWS CLF 問題1577-1580：コンテナ
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AWS CLF 問題1577-1580：コンテナ
問題1577：コンテナに関する以下の記述のうち、正しいものはどれですか？
A) コンテナはアプリケーションのソースコードだけを含む軽量な仮想マシンです。
B) コンテナは仮想化技術の1つで、ゲストOS上で動作します。
C) コンテナは本番環境と開発環境のバージョン差異を解決するのに役立ちます。
D) コンテナはサーバー仮想化と同じく、ゲストOSを持っています。
解答解説：
解答：C) コンテナは本番環境と開発環境のバージョン差異を解決するのに役立ちます。
解説：
C) コンテナは本番環境と開発環境のバージョン差異を解決するのに役立ちます。
他の選択肢については、誤っています。
A) コンテナはアプリケーションのソースコードだけを含む軽量な仮想マシンではありません。コンテナはアプリケーションやその実行に必要な環境をパッケージ化したものです。
B) コンテナはゲストOS上ではなく、ホストOSのカーネルを共有して動作します。
D) コンテナはサーバー仮想化とは異なり、ゲストOSを持たずにアプリケーションを実行します。
問題1578：コンテナの特長として、どの記述が正しいですか？
A) コンテナはサーバー仮想化よりもゲストOSのオーバーヘッドが大きい。
B) コンテナは環境間のバージョンを揃えるのが難しい。
C) コンテナは高速に起動し、軽量である。
D) コンテナは複数の仮想マシン上で実行されます。
解答解説：
解答：C) コンテナは高速に起動し、軽量である。
解説：
A) コンテナはサーバー仮想化よりもゲストOSのオーバーヘッドが小さい特長があります。コンテナはホストOSのカーネルを共有し、ゲストOSを持たないため、リソースの消費が軽量です。
B) コンテナはむしろ環境間のバージョンを揃えるのが比較的容易です。コンテナイメージに必要な環境やライブラリを含めるため、バージョンの不整合を防ぐことができます。
C) 正しい記述です。コンテナは高速に起動し、リソースの効率的な利用を可能にします。
D) コンテナは複数の仮想マシン上ではなく、1つのホストOS上で実行されます。コンテナは仮想マシンとは異なり、複数のゲストOSを持たないため、軽量です。
問題1579：コンテナとサーバー仮想化の違いとして、どの記述が正しいですか？
A) コンテナは複数のゲストOSを持つ。
B) サーバー仮想化は起動が速く、軽量である。
C) コンテナはホストOSのカーネルを共有する。
D) サーバー仮想化はコンテナよりもカーネルを完全に分離する。
解答解説：
解答：C) コンテナはホストOSのカーネルを共有する。
解説：
A) 正確ではありません。コンテナは複数のゲストOSを持たず、ホストOSのカーネルを共有します。それに対して、サーバー仮想化は複数のゲストOSを持つことができます。
B) サーバー仮想化は一般的にコンテナよりも起動が遅く、リソースをより多く消費することがあり、軽量とは言い難いです。
C) 正しい記述です。コンテナはホストOSのカーネルを共有し、複数のコンテナが同じカーネルを使用します。これにより、コンテナは軽量で高速に起動できます。
D) サーバー仮想化は通常、完全に分離されたゲストOSを持つため、カーネルが分離されます。一方、コンテナはカーネルを共有します。
問題1580：コンテナのデメリットについて、どの記述が正しいですか？
A) コンテナの運用はコンテナ数が多ければ多いほど単純になります。
B) コンテナの運用にはオーケストレーションというツールが不要です。
C) コンテナの運用では配置や障害対応などの作業が必要です。
D) コンテナのデメリットは一切ありません。
解答解説：
解答：C) コンテナの運用では配置や障害対応などの作業が必要です。
解説：
A) コンテナの運用はコンテナ数が多ければ多いほど複雑になり、単純にはなりません。大規模なコンテナ環境では管理と調整が必要です。
B) コンテナの運用にはオーケストレーションツールが通常使用されます。オーケストレーションはコンテナの配置、スケーリング、障害対応などを効率的に管理するために必要なツールです。
C) 正しい記述です。コンテナの運用には配置、スケーリング、障害対応、モニタリングなどの作業が必要です。これらの作業を効率的に行うためにオーケストレーションツールが利用されます。
D) コンテナにもデメリットが存在します。特に運用における複雑さやオーケストレーションの必要性が挙げられます。したがって、この選択肢は正しくありません。
