このページで解説している内容は、以下の YouTube 動画の解説で見ることができます。
演習ファイルのダウンロード
ファイルは Packet tracer Version 8.2.1 で作成しています。古いバージョンの Packet Tracer では、ファイルを開くことができませんので、最新の Packet Tracer を準備してください。
ネットワークの構成を Packet Tracer で一から設定していくのは大変かと思います。「ダウンロード」から演習で使用するファイルのダウンロードができます。ファイルは、ウイルスバスターでウイルスチェックをしておりますが、ダウンロードは自己責任でお願いいたします。
IP電話⑧(IP電話の通信を確認)
IP電話のコンテンツは、全8回と少し長くなりましたが、このコンテンツで最後です。
最後に、音声パケットが通話相手のIP電話に届いているのかを確認します。
シミュレーション・モードに切り替える
・シミュレーションボタンをクリックします。

・「Show All/None」をクリックして、監視するプロトコルのチェックを、すべて外します。

・「Edit Filters」ボタンをクリックして「Misc」タブの「RTP」にチェックを入れます。

すると、「Simulation Panel」に「RTP」と表示されます。

通話する
リアルタイム・モードに切り替えます。
・「Realtime」ボタンをクリックします。

IP Phone1から、通話を行います。
IP Phone1の受話器を外します。
内線番号を入力します。内線何番でもよいのですが、ここでは通話先を「333」としています。
電話をかける側

電話を受ける側
受話器を外します。

・シミュレーションボタンをクリックします。

電話をかける側
再度、電話をかける側で、「Do」のボタンを1回クリックします。

RTPの封筒が現れます。

・「Play Controls」の「▶|」ボタンを数回クリックしてRTPのパケットが通話相手のIP電話に届くまでクリックします。

RTPパケットが通話相手に届くと「ド」と音が鳴ります。

通話相手のIP電話のディスプレイを表示すると「Playing "Do"」と表示されていることが確認できます。

以上で、全8回に渡るIP電話の解説は終わりとなります。
