AWS CLF 問題609-612:マネージドサービス

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AWS CLF 問題609-612:マネージドサービス

問題609:AWSのマネージドサービスとして提供されているサービスは、以下のうちどれですか?

A) Amazon S3
B) Amazon EC2
C) Amazon RDS
D) Amazon CloudFront

解答解説:
解答:C) Amazon RDS

解説::
AWSのマネージドサービスとして提供されているサービスは、お客様がアプリケーションに専念できるようにAWSが管理するサービスです。この中でマネージドサービスとして提供されているのは「Amazon RDS」です。

Amazon S3は、オブジェクトストレージサービスであり、EC2インスタンスで使用することもできますが、マネージドサービスとして提供されるわけではありません。Amazon EC2は、仮想サーバーを提供するコンピューティングサービスであり、AWSが提供する中で最も基本的なサービスですが、マネージドサービスではありません。Amazon CloudFrontは、コンテンツデリバリーサービスであり、高速でセキュアなコンテンツの配信を提供しますが、これもマネージドサービスとして提供されるわけではありません。

したがって、マネージドサービスとして提供されているサービスは「Amazon RDS」です。

問題610:AWSのマネージドサービスの利点は、以下のうちどれですか?

A) 高いカスタマイズ性と柔軟性
B) セキュリティとコンプライアンスの保証
C) 安価な料金体系
D) ネットワークの高速化とレイテンシの削減

解答解説:
解答:B) セキュリティとコンプライアンスの保証

解説:
AWSのマネージドサービスの利点は多岐にわたりますが、その中でも最も重要な利点はセキュリティとコンプライアンスの保証です。AWSは世界的に信頼されているクラウドプロバイダーであり、多くのセキュリティ認証や規制要件を満たしています。AWSはデータセンターやネットワークのセキュリティを管理し、物理的なアクセス制御からネットワークの暗号化、アイデンティティとアクセス管理(IAM)などの高度なセキュリティ機能を提供しています。また、AWSはさまざまなコンプライアンス基準を満たし、GDPR、HIPAA、PCI DSSなどの規制要件をサポートしています。これにより、お客様はAWSのマネージドサービスを利用することでセキュリティリスクを軽減し、コンプライアンスを維持することができます。

それぞれの選択肢についても説明します。

A) 高いカスタマイズ性と柔軟性
AWSは幅広いサービスを提供しており、お客様は必要に応じてカスタマイズして利用することができますが、マネージドサービスの特徴は、AWSがサービスの管理や運用を行い、お客様はアプリケーションに専念できる点にあります。

C) 安価な料金体系
AWSは柔軟な課金体系を提供しており、従量課金やリザーブドインスタンスなどの料金オプションがありますが、マネージドサービスの特典は料金の透明性と効率的な運用を提供することにあります。

D) ネットワークの高速化とレイテンシの削減
AWSはグローバルに配置されたデータセンターやCDN(コンテンツデリバリーネットワーク)を利用して高速なネットワークアクセスを提供していますが、マネージドサービスの利点はネットワークの管理をAWSが行うため、お客様はネットワークの設計や運用に関する負担を軽減できる点にあります。


問題611:AWSのマネージドサービスは、以下のうちどのような形式で提供されていますか?

A) ユーザーが完全な管理責任を持ち、AWSはサポートのみ提供する形式で提供される。
B) ユーザーがアプリケーションを管理し、AWSがインフラストラクチャを管理する形式で提供される。
C) ユーザーがアプリケーションに特化した設定を行い、AWSがそれをホストする形式で提供される。
D) ユーザーがアプリケーションに関するソフトウェアとハードウェアの両方を管理する形式で提供される。

解答解説:
解答:B) ユーザーがアプリケーションを管理し、AWSがインフラストラクチャを管理する形式で提供される。

解説:
AWSのマネージドサービスは、ユーザーに対してインフラストラクチャを自ら管理することなく、特定のサービスやアプリケーションの管理をAWSが引き受ける形式で提供されます。これにより、ユーザーはアプリケーションの開発やビジネスロジックに集中することができます。AWSはバックエンドのインフラストラクチャ管理やセキュリティパッチの適用などを行い、サービスの高可用性と信頼性を確保します。

例として、AWSのマネージドサービスには「Amazon RDS」(Relational Database Service)があります。ユーザーはデータベースの運用に関わる基盤部分(データベースのインスタンスのプロビジョニング、バックアップ、スケーリングなど)をAWSに任せることができ、自らデータベースの管理に集中することができます。これにより、データベース管理の手間を減らし、アプリケーション開発により時間を割くことができる利点があります。

問題612:AWSのマネージドサービスを使用することで、以下のうちどのような利点がありますか?

A) アプリケーションの開発コストを大幅に削減できる。
B) セキュリティに関する責任をAWSが全て引き受けてくれる。
C) インフラストラクチャの管理により、ユーザーがより多くの制御を得ることができる。
D) スケーラビリティと高可用性を容易に実現できる。

解答解説:
解答:D) スケーラビリティと高可用性を容易に実現できる。

AWSのマネージドサービスを利用することで、スケーラビリティ(拡張性)と高可用性の実現が非常に容易になります。マネージドサービスはAWSがバックエンドのインフラストラクチャ管理を行い、必要なリソースの自動スケーリングや冗長性の確保などを自動的に行います。これにより、ユーザーは手動でリソースを追加したり冗長設計を実装したりする手間を省くことができます。

例えば、AWSのマネージドサービス「Amazon EC2 Auto Scaling」を利用すると、アプリケーションの負荷に応じて自動的にAmazon EC2インスタンスの数を増減させることができます。これにより、アプリケーションのトラフィックが増えた際に自動的にスケールアップし、負荷が減った際にスケールダウンすることが可能となります。

同様に、AWSのマネージドサービス「Amazon RDS」は、データベースのマルチAZ配置をサポートしており、データベースの冗長性を高めて高可用性を実現することができます。このように、AWSのマネージドサービスを利用することで、スケーラビリティと高可用性を簡単に実現できる利点があります。

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