AWS CLF 問題381-384

AWS CLF 問題381-384

問題381:あなたは、データベースをホストするAmazon EC2インスタンスに障害が発生した場合でもデータの永続性を確保したいと考えています。どのようなストレージサービスを使用するのが適切でしょうか?

A) Amazon S3
B) Amazon RDS
C) Amazon DynamoDB
D) Amazon EBS

解答解説:
解答:D) Amazon EBS

解説:
Amazon EBSは、EC2インスタンスにアタッチして使用されるブロックレベルのストレージボリュームです。EBSボリュームはデータの永続性を持ち、EC2インスタンスに障害が発生してもデータは保持されます。したがって、データベースをホストするEC2インスタンスに障害が発生した場合でも、データの永続性を確保するためにAmazon EBSを使用することが適切です。

問題382:あなたは、データベースのパフォーマンスを向上させるために、高速なブロックストレージが必要です。どのストレージタイプを選択するのが最適でしょうか?

A) Amazon EBS プロビジョンド IOPS SSD
B) Amazon EBS スループット最適化 HDD
C) Amazon EBS Cold HDD
D) Amazon EBS マグネティック

解答解説:
解答:A) Amazon EBS プロビジョンド IOPS SSD

解説:
データベースのパフォーマンスを向上させるために高速なブロックストレージが必要な場合、Amazon EBS プロビジョンド IOPS SSDが最適です。

A) Amazon EBS プロビジョンド IOPS SSDは、高いI/Oパフォーマンスを提供するSSD(Solid State Drive)タイプのブロックストレージです。IOPS(Input/Output Operations Per Second)は、データベースなどのアプリケーションのパフォーマンスを測る指標の一つであり、高いIOPSを持つストレージはアプリケーションの応答時間やデータ処理速度を向上させます。

B) Amazon EBS スループット最適化 HDDは、大容量でシーケンシャルなデータアクセスに特化したHDD(Hard Disk Drive)タイプのブロックストレージです。データベースのようなランダムアクセスが多い場合には、IOPSが重要となるため、パフォーマンス向上にはプロビジョンド IOPS SSDの方が適しています。

C) Amazon EBS Cold HDDは、低コストなHDDタイプのストレージで、冷たい(あまりアクセスされない)データを格納するのに適しています。パフォーマンスが重要なデータベースには、スループットが最適化されたHDDよりもIOPSが高いSSDを選択する方が望ましいでしょう。

D) Amazon EBS マグネティックは、従来のHDDに相当する低コストなストレージクラスですが、IOPSが制限されるため、データベースなど高いパフォーマンスが要求されるアプリケーションには適していません。

データベースなどのハイパフォーマンスアプリケーションでは、A) Amazon EBS プロビジョンド IOPS SSDを選択することで、高いI/Oパフォーマンスを得ることができます。

問題383:あなたは、データのバックアップと復元を容易に行いたいと考えています。どの機能を使用するのが適切でしょうか?

A) Amazon S3
B) Amazon EBS スナップショット
C) Amazon Glacier
D) AWS Backup

解答解説:
解答:D) AWS Backup

解説:
AWS Backupは、データのバックアップと復元を容易に行うためのサービスです。AWS Backupを使用すると、Amazon EBSボリュームのスナップショットやAmazon RDSデータベースのバックアップなど、さまざまなAWSリソースのバックアップと復元を一元管理することができます。バックアップポリシーやスケジュールの設定、バックアップの監視と復元の自動化などが簡単に行えるため、データの保護と復旧を効率的に行いたい場合に適しています。

問題384:あなたは、複数のEC2インスタンスで共有するための高容量でスケーラブルなストレージが必要です。どのストレージタイプを選択するのが最適でしょうか?

A) Amazon EBS プロビジョンド IOPS SSD
B) Amazon EBS スループット最適化 HDD
C) Amazon EBS Cold HDD
D) Amazon Elastic File System (EFS)

解答解説:
解答:D) Amazon Elastic File System (EFS)

解説:
Amazon Elastic File System (EFS)は、複数のEC2インスタンスで共有できる高容量でスケーラブルなファイルシステムを提供するサービスです。EFSは、複数のEC2インスタンスから同時にアクセスできるため、共有ストレージとして適しています。複数のEC2インスタンスでデータを共有する必要がある場合には、Amazon EFSを選択することが最適です。