AWS CLF　問題017-020：S3

AWS クラウドプラクティショナー 問題集Ⅰ｜完全無料&徹底解説

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演習で学ぶネットワーク

AWS CLF　問題017-020：S3

問題017： S3のストレージクラスとして、データアクセス頻度が低く、長期間保存するために最適なオプションはどれですか？

A) STANDARD
B) INTELLIGENT_TIERING
C) GLACIER
D) ONEZONE_IA

解答解説：
解答：C) GLACIER

解説：
S3は複数のストレージクラスを提供しており、異なるデータアクセスパターンや要件に応じて最適なオプションを選択できます。問題で述べられているように、データアクセス頻度が低く、長期間保存する必要がある場合、S3のストレージクラスとしてGLACIERが最適です。

GLACIERは、アーカイブ用途に設計された非常に低コストなストレージクラスです。データのアクセス頻度が低い場合でも、安全かつ耐久性の高いデータ保存を提供します。データの取り出しには手順が必要で、通常数時間から数十分かかるため、アクセスが必要な場合には予め取り出しのジョブを設定する必要があります。

したがって、正解はC) GLACIERです。

問題018： S3で大容量のデータを効率的にアップロードするために使用できる機能はどれですか？

A) Multipart Upload
B) Acceleration
C) Cross-Region Replication
D) Transfer Acceleration

解答解説：
解答：A) Multipart Upload

解説：
S3では、大容量のデータを効率的にアップロードするためにMultipart Upload機能が提供されています。Multipart Uploadを使用すると、大きなファイルを複数のパーツに分割し、同時にアップロードすることができます。

Multipart Uploadは以下の利点を持っています：

1. 高速なアップロード：ファイルを複数のパーツに分割することで、同時にアップロードできるため、アップロード時間が短縮されます。
2. リトライと再開のサポート：ネットワークの問題やアップロードの中断が発生した場合でも、残りのパーツのアップロードを再開できます。
3. フォールトトレランス：各パーツは個別に管理され、アップロードに失敗したパーツのみを再アップロードすることができます。

したがって、正解はA) Multipart Uploadです。

問題019： S3のバケット内のオブジェクトに対して特定のイベントが発生した場合に、自動的にトリガーされる機能はどれですか？

A) ライフサイクルルール
B) イベント通知
C) マルチパートアップロード
D) バージョン管理

解答解説：
解答：B) イベント通知

解説：
S3では、イベント通知を使用して特定のイベントが発生した場合に自動的にアクションをトリガーすることができます。イベント通知は、S3バケット内のオブジェクトに対して発生するイベント（例：オブジェクトの作成、削除、更新など）を監視し、指定したターゲット（例：Lambda関数、SNSトピック）に対して通知を送信します。

イベント通知を使用することで、オブジェクトの変更に応じて自動的に他のAWSサービスとの連携や処理を行うことができます。たとえば、新しいオブジェクトの作成時にLambda関数をトリガーして特定の処理を実行することができます。

したがって、正解はB) イベント通知です。

問題020： S3のデータ保護とセキュリティを強化するために使用できる機能はどれですか？

A) サーバーサイド暗号化
B) パフォーマンス最適化
C) キャッシュ制御
D) オブジェクトバージョニング

解答解説：
解答：A) サーバーサイド暗号化

解説：
S3のデータ保護とセキュリティを強化するためには、サーバーサイド暗号化を使用することができます。サーバーサイド暗号化は、S3がデータを自動的に暗号化する機能です。データはサーバーサイドで暗号化され、保存および復号化されます。

S3では複数のサーバーサイド暗号化のオプションが提供されています。例えば、S3管理の鍵（SSE-S3）、AWS Key Management Service（KMS）を使用したカスタマーマスターキー（CMK）による暗号化（SSE-KMS）、およびカスタマー提供の鍵（SSE-C）を使用した暗号化があります。

これらのサーバーサイド暗号化オプションを使用することで、データの暗号化とセキュリティを強化できます。

したがって、正解はA) サーバーサイド暗号化です。