AWS CLF 問題009-012:S3

AWS クラウドプラクティショナー 問題集Ⅰ|完全無料&徹底解説

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AWS CLF 問題009-012:S3

以下のシナリオに基づいて、S3(Amazon Simple Storage Service)に関する問題を解いてください。
あなたは、ある会社のクラウドアーキテクトとして雇われました。その会社は、大量のデータを安全に保存・アクセスする必要があります。あなたの上司は、S3を使用してデータを保存することを提案しました。
問題009: あなたは、会社のデータをS3に保存する際に、どのようなデータ整合性モデルを選択する必要がありますか?

A) 最終整合性モデル (Eventual Consistency Model)
B) 強力な整合性モデル (Strong Consistency Model)
C) 矛盾整合性モデル (Eventual Consistency Model)
D) 一貫性のない整合性モデル (Inconsistent Consistency Model)

解答解説:
解答:B) 強力な整合性モデル (Strong Consistency Model)

解説:
S3はデータ整合性モデルを提供しています。データ整合性モデルとは、データの読み込みと書き込みの間におけるデータの整合性に関するルールや保証のことを指します。S3では、強力な整合性モデル(Strong Consistency Model)が採用されています。これは、データの書き込みが完了したら、そのデータに対する読み込みリクエストがすぐに最新のデータを返すことを意味します。つまり、データの整合性が保たれるため、常に最新のデータを取得できます。

問題010: あなたの上司は、会社のデータを暗号化する必要があると述べました。S3でデータを暗号化するための選択肢はどれですか?

A) サーバーサイド暗号化 (Server-Side Encryption)
B) クライアントサイド暗号化 (Client-Side Encryption)
C) サーバーサイドとクライアントサイドの両方の暗号化方法の併用
D) S3ではデータの暗号化はサポートされていない。

解答解説:
解答:C) サーバーサイドとクライアントサイドの両方の暗号化方法の併用

解説:
S3ではデータの暗号化がサポートされています。以下の選択肢があります。

A) サーバーサイド暗号化(Server-Side Encryption):S3がデータの暗号化を自動的に行います。データはサーバーサイドで暗号化され、保存および復号化されます。

B) クライアントサイド暗号化(Client-Side Encryption):データをアップロードする前にクライアント側でデータを暗号化し、暗号化されたデータをS3にアップロードします。

C) サーバーサイドとクライアントサイドの両方の暗号化方法の併用:データをクライアント側で暗号化し、暗号化されたデータをS3にアップロードする際にさらにサーバーサイドで暗号化を行います。

したがって、正解はC) サーバーサイドとクライアントサイドの両方の暗号化方法の併用です。

問題011: あなたの会社は、ウェブサイトの静的コンテンツ(画像、HTMLファイルなど)をS3にホストしたいと考えています。どのようなアクセス権設定が必要ですか?

A) プライベートアクセス設定を有効にする。
B) オブジェクトレベルのパブリックアクセス設定を使用する。
C) VPCエンドポイントを作成してアクセスを制限する。
D) S3ではウェブホスティング機能はサポートされていない。

解答解説:
解答:B) オブジェクトレベルのパブリックアクセス設定を使用する。

解説:
S3を使用してウェブサイトの静的コンテンツをホストする場合、オブジェクトレベルのパブリックアクセス設定を使用する必要があります。これにより、S3バケット内の特定のオブジェクト(ファイル)に対して公開アクセスを許可することができます。

したがって、正解はB) オブジェクトレベルのパブリックアクセス設定を使用するです。

問題012: あなたの会社は、S3バケット内のオブジェクトの削除を防止する必要があります。これを実現するためにどの機能を使用することができますか?

A) オブジェクトバージョニング (Object Versioning)
B) クロスリージョンレプリケーション (Cross-Region Replication)
C) マルチパートアップロード (Multipart Upload)
D) ライフサイクルルール (Lifecycle Rule)

解答解説:
解答:A) オブジェクトバージョニング (Object Versioning)

解説:
S3では、オブジェクトバージョニング(Object Versioning)機能を使用して、オブジェクトの削除を防止することができます。オブジェクトバージョニングを有効にすると、バケット内のオブジェクトに対してバージョン管理が行われ、オブジェクトの削除や上書きができなくなります。

したがって、正解はA) オブジェクトバージョニング(Object Versioning)です。