コンソールの使用方法

本体に電源を入れるとコンソールにメッセージが表示されます。

●ルータ起動時のメッセージ

RTX1000 BootROM Ver. 1.04

RTX1000 Rev.7.01.34 (Fri Mar  5 14:07:00 2004)
  Copyright (c) 1994-2004 Yamaha Corporation.
  Copyright (c) 1991-1997 Regents of the University of California.
  Copyright (c) 1995-1996 Jean-loup Gailly and Mark Adler.
  Copyright (c) 1998-2000 Tokyo Institute of Technology.
  Copyright (c) 2000 Japan Advanced Institute of Science and Technology, HOKURIKU.
  Copyright (c) 2002 RSA Security Inc. All rights reserved.
00:a0:de:27:20:bb, 00:a0:de:27:20:bc, 00:a0:de:27:20:bd,
Memory 16Mbytes, 3LAN, 1BRI

システムが起動するとログイン待ちの状態となります。

工場出荷状態では、パスワードは設定されていないので、そのまま、「Enter」キーを押せば、ログインできます。

●ログイン時のメッセージ

Password:

ログインするとプロンプトが、「>」に変わります。

 YAMAHAルータでは、アクセスレベルに応じてプロンプトが異なります。プロンプトを見て、アクセスレベルが一般ユーザであるか、管理者ユーザであるかが判断できるようになっています。

●一般ユーザのプロンプト

>

アクセルレベルを管理ユーザにするには「administrator」コマンドを実行します。

ログインするとプロンプトが、「#」に変わります。

>administrator

●管理ユーザのプロンプト

> administrator
Password:
#

画面表示

 位置画面に収まらない情報を表示する場合は、「console lines」コマンドで設定された行数文を表示し、「— つづく —」を表示してストップさせます。

--- つづく ---

スクロールさせるには、「Space」キーを押し、次の1行を表示するには、「Enter」キーを押ます。

また、最後まで表示させずに終了させるには、「q」キーを押します。

 位置画面に収まらない場合、表示する情報をストップさせたくなければ、「console lines infinity」コマンドを実行します。

>console lines infinity

タイムアウトの変更

 セキュリティの観点から、コンソールにキー入力が一定時間ない場合、自動的にログアウトするようになっています。デフォルトでは、300秒でログアウトするようになっています。

ログアウトする時間を変更するには、「login timer」コマンドを使用します。

> login timer ?
    入力形式: login timer clear
               login timer 秒数
               秒数 = 30-21474836
      説明: ログインタイマを設定します
デフォルト値: 300