BGPとRIPの組み合わせ(その1)

ここでは、下図のようなネットワークをBGP、RIPで構築していきます。

R1ルータの設定

基本設定を行います。

# console prompt R1
R1# ip lan1 address 192.168.1.2/24
R1# ip lan2 address 192.168.2.1/24

RIPを起動します。

R1# rip use on

LAN1、LAN2でRIPのアップデートを送受信するように定義します。

R1# ip lan1 rip send on version 2
R1# ip lan1 rip receive on version 2
R1# ip lan2 rip send on version 2
R1# ip lan2 rip receive on version 2

R2ルータの設定

基本設定を行います。

# console prompt R2
R2# ip lan1 address 192.168.1.1/24
R2# ip lan2 address 172.16.1.1/24

RIPを起動します。

R2# rip use on

LAN1では、RIPのアップデートを送受信しますが、LAN2側では、送受信を行わないようにします。

R2# ip lan1 rip send on version 2
R2# ip lan1 rip receive on version 2
R2# ip lan2 rip send off
R2# ip lan2 rip receive off

BGPを起動します。

R2# bgp use on

ルータのAS番号を設定します。

R2# bgp autonomous-system 64001

 BGPコネクションを接続する近隣ルータを定義します。近隣ルータの番号には「1」を指定し、相手のAS番号、相手のIPアドレスを指定します。

R2# bgp neighbor 1 8000 172.16.1.2

BGPに導入する経路に適用するフィルタを設定します。

 「192.168.0.0/16」ネットワークに含まれる経路(ネットワークアドレス自身を含む)をフィルタ番号1として定義します。

R2# bgp import filter 1 include 192.168.0.0/16

RIPの経路をBGPに導入します。フィルタに該当しない経路は導入されません。

R2# bgp import 8000 rip filter 1

BGPで受信する経路に適用するフィルタを設定します。

R2# bgp export filter 1 include all

BGPで受信した経路に対してフィルタを適用します。

 AS番号8000から受信した経路について、フィルタに該当した経路がルーティングテーブルに導入され、RIPに通知されるようにします。

R2# bgp export 8000 filter 1

BGPの設定を有効にします。

R2# bgp configure refresh

R3ルータの設定

ここでは、R3には、Ciscoルータを使用することとします。

●R3のコンフィグ

!
hostname R3
!
interface Ethernet0
 ip address 10.0.0.1 255.255.255.0
 half-duplex
!
interface FastEthernet0
 ip address 172.16.1.2 255.255.255.0
 speed auto
!
router bgp 8000
 no synchronization
 bgp log-neighbor-changes
 network 10.0.0.0 mask 255.255.255.0
 neighbor 172.16.1.1 remote-as 64001
 no auto-summary
!

動作確認は、次の「BGPとRIPの組み合わせ(その2)」で行います。