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カスタマイズしたデバイスの登録

 Ciscoルータは、Ethernetインターフェイスしか搭載されていません。必要に応じて拡張モジュールでインターフェイスを追加していくのが基本です。

 しかしながら、CCNAの試験対策として、Packet Tracerを活用するとなると、WAN接続でSerialインターフェイスが必需品となります。

 演習を行うネットワーク構成を作成する度に、デバイスの電源をOFFにして、拡張モジュールを追加、そして、電源をONにするという作業は、煩わしい作業だと思いませんか。

 Packet Tracerには、拡張モジュールを搭載した状態のデバイスを登録して、デバイス選択BOXから呼び出す機能が搭載されています。この機能を活用することで、その煩わしさから解放されます。

下図は、Cisco2621XMルータです。既に拡張モジュールを搭載している状態です。

 カスタマイズしたデバイスを登録するには、ツールバーにある「Customize」ボタンをクリックします。

下図の「Device Template Manager」ウィンドウが開きます。「Select」ボタンをクリックします。

いったん、ワークスペースに戻ります。そこで、登録したいデバイスをクリックします。

クリックすると、「Device Template Manager」のウィンドウに戻ります。

「Template」に選択したデバイスの名前が表示されています。

ここでは、①~③を設定して④「Add」ボタンをクリックすることにします。

① Template:「Router with Serial」
② Description:「Add 4 WIC-2T」
③どのカテゴリに登録するのかをチェックを入れます。
 ここでは「Miscellaneous」(その他)にします。
④「Add」ボタンをクリックします。

テンプレートファイル(.ptd)の置き場を指定する画面になります。

デフォルトの場所がテンプレートファイルの保存場所になりますので、そのまま保存します。

コンポーネントBOXの「Miscellaneous(その他)」に登録したルータが追加されています。

登録したルータをクリックして、ワークスペース上に追加します。

配置したルータを確認すると初めから、拡張モジュールが搭載されていることが確認できます。

下図は、登録したCisco2621XMルータです。既に拡張モジュールを搭載された状態です。