ゼロからスタート! 弓削辰朗のCCNA1冊目の教科書

ゼロからスタート! 弓削辰朗のCCNA1冊目の教科書
ネットワーク未経験者のための最初の一歩
CCNAは、ネットワークエンジニアを目指す人にとって王道ともいえる資格ですが、
未経験者にとっては「専門用語が多くて難しそう」という印象を持たれがちです。
そんな不安を真正面から取り除いてくれるのが、
「ゼロからスタート! 弓削辰朗のCCNA1冊目の教科書」です。
本書はそのタイトル通り、
CCNAもネットワークもまったく知らない人が最初に手に取ることを想定した入門書です。
合格率9割超えスクール講師による“基礎特化”の解説
著者の弓削辰朗氏は、
アクサス株式会社が運営するネットワークエンジニア育成スクール
「ネットビジョンアカデミー」の人気講師です。
合格率9割超という実績を支えてきた指導経験をもとに、
- 初心者がつまずきやすいポイント
- 混乱しやすい専門用語
- 最初に押さえるべき考え方
を、非常に丁寧に解説しています。
フルカラー&図解中心でとにかく分かりやすい
本書で一貫して高く評価されているのが、
圧倒的な視覚的わかりやすさです。
特徴的なポイント
- 全ページフルカラー
- ほぼ毎ページに図解
- 色分け・レイアウトが見やすい
- ネットワーク図・シーケンス図が豊富
OSI参照モデル、IPアドレス、TCP/IP、ルーティングといった
初心者が混乱しやすいテーマも、
「絵として理解できる」構成になっています。
文章だけでは掴みにくい通信の流れやパケット構造も、
視覚的に理解・記憶しやすいのが大きな強みです。
実務目線の補足と“覚え方のコツ”が心強い
弓削先生の教材らしく、
単なる用語説明にとどまらず、
- 実務ではどう考えるのか
- どう覚えると混乱しにくいか
- 試験ではどこがポイントになるか
といった現場目線の補足や学習アドバイスが随所に盛り込まれています。
独学で学ぶ際にありがちな、
- これで合っているのか不安
- 勉強の進め方が分からない
といった悩みを和らげてくれる、
**「寄り添ってくれる教科書」**という印象の一冊です。
CCNA学習の“ウォーミングアップ”に最適
本書は、
- ネットワークの基礎の基礎
- CCNA学習の土台作り
に特化しています。
そのため、
- 内容はとても分かりやすい
- 全体像をつかみやすい
一方で、
- 確認問題は軽め
- 演習量は多くない
という特徴もあります。
おすすめの使い方
- 本書でネットワークの全体像を理解
- 他のCCNAテキストや問題集で演習を補強
このように、
2冊目・3冊目へ進む前の準備運動として使うのが理想的です。
資格目的でなくても価値がある一冊
本書はCCNA対策書ではありますが、
- 在宅ワークを目指してIT知識を身につけたい
- エンジニアの会話が理解できるようになりたい
- ネットワークの基本だけ知りたい
といった人にも十分価値があります。
「めちゃくちゃ詳しくなる」わけではありませんが、
IT・ネットワークの話題に置いていかれなくなる
という意味で、非常に良い入門書です。
こんな人におすすめ
- CCNA・ネットワーク完全未経験者
- 過去にCCNA学習で挫折した人
- 難しい参考書に苦手意識がある人
- まずは全体像をやさしく理解したい人
逆に、
- 問題演習まで1冊で完結させたい人
- 実務レベルの設定やコマンドを学びたい人
には、別教材との併用が前提になります。
まとめ|「最初の一冊」にこれ以上ない安心感
ゼロからスタート! 弓削辰朗のCCNA1冊目の教科書は、
- 圧倒的に分かりやすいフルカラー図解
- 初心者のつまずきを丁寧にフォロー
- 独学者に寄り添う学習アドバイス
を備えた、
未経験者が最初の壁を越えるための教科書です。
「CCNAって何?」という状態からでも、
無理なく、ストレスなく読み進められる構成は、
まさにタイトル通りの一冊。
これからCCNAを目指すなら、
最初の一歩として強くおすすめできる本です。


