IEEE802.1X(Server2003編 その4)

 「IEEE802.1X(Server2003編 その3)」の続きです。Active Directory上に作成したアカウントでPC_Aからドメインにログオンしてみます。

使用するネットワーク構成は、以下のようになります。

◆ドメインへログオンする

 「IEEE802.1X(Server2003編 その1)」でSwitch_AのF0/1インターフェイスでIEEEE802.1Xを有効にしています。ここでは、ドメインにログオンできるかどうかを試すために、PC_Aが接続しているインターフェイスをF0/1からF0/2につなぎ変えます。

PC_Aを再起動させると「Windowsへようこそ」が表示されます。

「Ctrl+Alt+Del」キーを押します。

「オプション」をクリックします。

Server2003でRADIUSサーバ(その6)」で作成したアカウントでログオンします。

2つのアカウントが既に登録済みです。

【アカウント1】
ユーザー名: 山田 太郎
ログイン名: yamada@ccna.com
パスワード: ccna.com2008
権限: Administrators

【アカウント2】
ユーザー名: 鈴木 次郎
ログイン名: suzuki@ccna.com
パスワード: ccna.com2008
権限: Users

まずは、アカウント1で接続します。

ログオン先は、「CCNA」を指定します。

ログインできました。

Windowsからログオフします。

今度は、アカウント2で接続します。

ログオン先は、「CCNA」を指定します。

ログインできました。

 次の「IEEE802.1X(Server2003編 その5)」では、Active Directory上にIEEE802.1Xに関連付けをしないアカウントを1つだけ作成します。