ARP要求の中身
ここでは、ARP要求の中身について、詳しく解説していきます。
コンピュータAが、コンピュータEのIPアドレスからコンピュータEのMACアドレスを解決するために使用するARP要求パケットの中身について説明していきます。

コンピュータAが送信するARP要求パケットは下の構成になっています。

MACヘッダ
イーサネットフレームのヘッダには、宛先MACアドレス、送信元MACアドレス以外もありますが、ここでは、宛先MACアドレス、送信元MACアドレスだけを示します。
ARP要求は、ブロードキャストになります。そのため、宛先MACアドレスは、「FF:FF:FF:FF:FF:FF」になります。
宛先MACアドレス | 送信元MACアドレス |
FF:FF:FF:FF:FF:FF | 00:17:42:5B:33:01 |
ARPヘッダ
ARP要求パケットのヘッダは、次のようになります。

目標MACアドレスは、分からないので「0」が格納されます。