ARPテーブル

 宛先のMACアドレスが分からない場合、ARPのプロセスを開始することによって、宛先MACアドレスを調べます。そして、次からの通信に備えて、自分の持つARPテーブルに、学習した宛先IPアドレスとMACアドレスの対応情報を追加します。

 次の通信から、このARPテーブルを参照することで、MACアドレスを知ることができるので、ARPのプロセスを行わなくて済むようになっているのです。

それでは、

Windowsパソコンを使ってARPテーブルを確認します。

コマンドプロンプトを起動します。

c:\>arp -a

と入力します。

そうすると今現在の自分のパソコンのARPテーブルが表示されます。

ちなみに、ARPコマンドのオプションは以下のようになっています。

オプション説明
-a (IP address)ARPキャッシュテーブルからエントリを表示する。
-d [IP address] (Interface)ARPエントリを削除する。
-g-aと同じ
-N [Interface]指定したインターフェイス番号のARPエントリを表示する。
-s [IP address] [Mac Address] (Interface)ARPテーブルに追加する。

このARPエントリー上にない同じネットワークに所属する他の端末と通信を行います。

 共有フォルダへのアク