ARPの動作検証(その3)
ここからは、ICMP Echo要求とICMP Echo応答の動きに注視しながら、検証を続けていきます。
●時間を1ステップ進めます。
・「Play Controls」の「▶|」ボタンをクリックします。

ICMP Echo要求がSwichに届きます。

●時間を1ステップ進めます。
・「Play Controls」の「▶|」ボタンをクリックします。

ICMP Echo要求がPC2に届きます。
・①の封筒をクリックします。


Message Type0であることから、ICMP Ech応答のパケットをPC2が、返信することが分かります。
●時間を2ステップ進めます。
・「Play Controls」の「▶|」ボタンをクリックします。

ICMP Echo要求がPC2に届きます。

●PC1のコマンドプロンプトを確認します。

ICMP Echo要求の結果が1つ表示されます。
ICMP のEcho要求は、合計で4つ送信されます。
●「Realtime」モードにします。
・「Realtime」ボタンをクリックします。

時が一瞬で進み、pingのプロセスが完了します。

●PC1のARPテーブルを表示します。
PC1のコマンドプロンプトから、以下のようにコマンドを実行します。
C:¥>arp -a

PC1が、PC2のMACアドレスを学習していることが確認できます。
ARPの動作検証は、以上となります。
ARPは、IPアドレスの対応する宛先MACアドレスが、分からない時に、宛先MACアドレス「FFFF.FFFF.FFFF」のブロードキャストを指定して、宛先IPアドレスの対応する宛先MACアドレス探索するということが、確認できました。
