ログアウト時間の変更(no exec-timeout)

下の図を見て下さい。

より大規模なネットワークの演習を行うとなると、それなりに時間がかかります。

 例えば、下のネットワークを構築するには、Router_A~Router_Eの5台のルータの設定が必要です。Ciscoルータは、コンソールで何もしていないと、デフォルトで10分で自動的にタイムアウトしてログアウトされてしまいます。

つまり、何台目かのルータの設定を行っている間に、設定済みのルータがタイムアウトしてログアウトされてしまうのです。

一度の設定で全て間違いなくルータの設定ができれば、ログアウトされてしまうことに、気にならないかもしれませんが・・・

「あっ!あそこの設定、間違えてしまったぞ!」

と気づいて、設定済みのルータの設定をしようと思うとコンソール画面を見るとタイムアウト!

ログイン作業が結構、煩わしくなってきます。

そこで、便利なコマンドが、「no exec-timeout」コマンドです。

Router(config-line)#no exec-timeout

タイムアウトしてコンソール接続が自動的にログアウトされなくなります。

Router(config)#line console 0
Router(config-line)#no exec-timeout

ちなみに

Router(config-line)#exec-timeout 0 0

と入力しても同様の結果が得られます。

Routerのコンフィグを表示してみます。

ログアウト時間が設定されていることが確認できます。

Router#show running-config
Building configuration...

Current configuration : 631 bytes
!
version 15.1
no service timestamps log datetime msec
no service timestamps debug datetime msec
no service password-encryption
!
hostname Router
!

no ip cef
no ipv6 cef
!
license udi pid CISCO1941/K9 sn FTX15242NA7-
!
spanning-tree mode pvst
!
interface GigabitEthernet0/0
 no ip address
 duplex auto
 speed auto
 shutdown
!
interface GigabitEthernet0/1
 no ip address
 duplex auto
 speed auto
 shutdown
!
interface Vlan1
 no ip address
 shutdown
!
ip classless
!
ip flow-export version 9
!
line con 0
 exec-timeout 0 0
!
line aux 0
!
line vty 0 4
 login
!
end

◆exec-timeoutコマンド

コンソール接続から自動的にログアウトされる期間を「exec-timeout」コマンドで指定することができます。

Router(config-line)#exec-timeout {分} {秒}

 「no exec-timeout」コマンドを設定すると自動的にコンソール接続からログアウトされなくなります。実際の運用時に関しては、セキュリティー上の問題になりますので、このコマンドの使用は、あくまで演習時にとどめておきましょう。