拡張編集機能
IOS には、拡張編集コマンドが用意されています。ターミナルソフトでコマンド入力際に役に立ちます。
Packet Tracer においても、一部サポートされています。
拡張編集コマンド
エラーメッセージ | 意味 |
CTRL + A | 行頭に移動 |
CTRL + E | 行末に移動 |
CTRL + F ( → ) | 1文字進む |
CTRL + B ( ← ) | 1文字戻る |
CTRL + D ( Delete ) | 右を1文字削除 |
Backspace | 左を1文字削除 |
ESC + F | 1語進む |
ESC + B | 1語戻る |
CTRL + W | 1語削除 |
CTRL + R | 行を再表示 |
CTRL + U | 1行削除 |
コマンドヒストリ機能
入力したコマンドは、履歴として自動的にバッファに保存されます。デフォルトで10個前までのコマンドが記憶されています。過去に入力したコマンドを呼び出せるのは、とても便利です。前に打ち込んだコマンドの違うところだけ変更してコマンドを完成させることができます。
エラーメッセージ | 意味 |
CTRL + N ( ↓ ) | 次に入力したコマンドを表示 |
CTRL + P ( ↑ ) | 前に入力したコマンドを表示 |
「show history」コマンド
コマンド履歴を表示させるには、「show history」コマンドを利用します。
●「show history」コマンドの出力
Router#show history
ping 192.168.1.1
show interface
show running-congig
show startup-config
show history
Router#
「terminal history size」コマンド
入力したコマンドを履歴として残す数を設定する。
Router>terminal history size <バッファサイズ>
で、最大256行分の記憶することができます。
<関連コマンド>
編集機能を無効化するコマンド
Router>terminal no editing
編集機能を有効化するコマンド
Router>terminal editing