BGP(複数のルートリフレクタの確認)

 ネットワークを単一のルートリフレクタで構成した場合、ルートリフレクタがダウンすると、障害単一点になりiBGPネットワークが機能しなくなります。

 そこで、「BGP(複数のルートリフレクタの設定)」では、2台のルートリフレクタを用意することで、冗長性を持たせました。

 ここでは、2台のルートリフレクタがうまく機能しているかどうかを検証していきます。

 まずは、「ルートリフレクション」を使用したことでiBGPで学習した経路を他のiBGPルータにアドバタイズしているかどうかを確認していきます。

ネットワーク構成は、以下のとおりです。

Router_A、Router_Bがルートリフレクタになっています。

ルートリフレクタであるRouter_AのBGPテーブルを確認してみます。


Router_A#show ip bgp
BGP table version is 12, local router ID is 172.21.0.1
Status codes: s suppressed, d damped, h history, * valid, > best, i - internal
Origin codes: i - IGP, e - EGP, ? - incomplete

   Network          Next Hop          Metric LocPrf Weight Path
*>i10.10.10.0/24    172.17.0.2             0    100      0 i
*>i20.20.20.0/24    172.19.0.2             0    100      0 i
*>i30.30.30.0/24    172.21.0.2             0    100      0 i

 Router_C、Router_D、Router_Eでアドバタイズした「10.10.10.0/24」、「20.20.20.0/24」、「30.30.30.0/24」のiBGPルートがあります。

Router_BのBGPテーブルを確認してみます。

Router_B#sh ip bgp
BGP table version is 4, local router ID is 172.22.0.1
Status codes: s suppressed, d damped, h history, * valid, > best, i - internal
Origin codes: i - IGP, e - EGP, ? - incomplete

   Network          Next Hop            Metric LocPrf Weight Path
*>i10.10.10.0/24    172.18.0.2               0    100      0 i
*>i20.20.20.0/24    172.20.0.2               0    100      0 i
*>i30.30.30.0/24    172.22.0.2               0    100      0 i

 Router_C、Router_D、Router_Eでアドバタイズした「10.10.10.0/24」、「20.20.20.0/24」、「30.30.30.0/24」のiBGPルートがあります。

Router_DのBGPテーブルを確認してみます。

Router_D#show ip bgp
BGP table version is 12, local router ID is 20.20.20.1
Status codes: s suppressed, d damped, h history, * valid, > best, i - internal,
              r RIB-failure, S Stale
Origin codes: i - IGP, e - EGP, ? - incomplete

   Network          Next Hop            Metric LocPrf Weight Path
r>i10.10.10.0/24    172.18.0.2               0    100      0 i
r i                 172.17.0.2               0    100      0 i
*> 20.20.20.0/24    0.0.0.0                  0         32768 i
r>i30.30.30.0/24    172.22.0.2               0    100      0 i
r i                 172.21.0.2               0    100      0 i

 「10.10.10.0/24」、「30.30.30.0/24」のiBGPルートがRouter_A、Router_Bで反射されRouter_Dに届いていることが確認できます。

複数のルートリフレクタを用意することで、冗長性を持たせることができるということを確認できました。