AWS CLF 問題877-880:AWSサービス

AWS クラウドプラクティショナー 問題集Ⅲ|完全無料&徹底解説

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AWS CLF 問題877-880:AWSサービス

問題877:Amazon S3 (Simple Storage Service) で、低コストで長期に渡ってデータの冗長性と耐久性を確保するために使用するストレージクラスは、以下のうちどれですか?

A) Standard-IA (Intelligent-Tiering)
B) One Zone-IA
C) Amazon S3 Glacier
D) Amazon S3 Reduced Redundancy Storage (RRS)

解答解説を開く
【正解】
C) Amazon S3 Glacier

【解説】
Amazon S3 Glacierは、低コストで長期にわたってデータの冗長性と耐久性を確保するために使用されるストレージクラスです。これはアーカイブ目的でのデータ保持に適しており、データアーカイブやバックアップなどの用途に使用されます。データのアクセス頻度が低い場合や、アーカイブデータを保持する必要がある場合に選択されることがあります。

他の選択肢について解説します。
A) Standard-IA (Intelligent-Tiering)
これはデータのアクセスパターンに基づいてデータを自動的に適切なストレージクラスに移動するクラスです。冗長性と耐久性を確保する目的よりも、アクセス頻度に応じて最適なパフォーマンスとコストを提供するために使用されます。

B) One Zone-IA
これは冗長性が低いストレージクラスで、データを1つのアベイラビリティゾーンに配置します。データの耐久性は他のクラスよりも低いですが、低コストでアクセスが必要なデータを保持するために使用されます。

D) Amazon S3 Reduced Redundancy Storage (RRS)
これは以前提供されていたストレージクラスで、冗長性が低く、低コストでデータを保持することができました。しかし、現在では推奨されていないクラスであり、代わりに他のストレージクラスを使用することが推奨されています。

問題878:AWS Identity and Access Management (IAM) で、特定の AWS リソースへのアクセス権限を制御するために使用する主体は、以下のうちどれですか?

A) ポリシー (Policy)
B) ユーザー (User)
C) ロール (Role)
D) グループ (Group)

解答解説を開く
【正解】
C) ロール (Role)

【解説】
AWS Identity and Access Management (IAM) では、以下のようにそれぞれの要素が役割を果たしています。

A) ポリシー (Policy)
アクセス許可のセットを定義するもので、特定のアクションやリソースへのアクセス制御を定義しますが、ポリシー自体はアクセスを持つ主体ではありません。

B) ユーザー (User)
AWSアカウント内の個々のユーザーやアカウントに関連する要素です。ユーザーはIAMアクセスキーを持つことができ、そのアクセスキーを使用してアクセスできますが、問題の文脈では特定のリソースへのアクセス権限を制御するための主体ではありません。

C) 正解です。ロール (Role)
ロールは、IAMユーザーやAWSサービスと同じく、アクセス権限を持つ主体です。ただし、ロールは主にAWSリソースへのアクセスを許可するために使用されます。他のAWSサービスやアカウント内のリソースと結びつけて、アクセス権限を提供します。

D) グループ (Group)
ユーザーやロールの集合をまとめて管理するために使用されますが、特定のリソースへのアクセス権限を制御するための主体ではありません。

問題879:AWS CloudFormationを使用して、インフラストラクチャの設定やリソースのプロビジョニングを自動化するために使用するファイル形式は、以下のうちどれですか?(2つ選択)

A) JSON (JavaScript Object Notation)
B) YAML (YAML Ain't Markup Language)
C) XML (eXtensible Markup Language)
D) HTML (Hypertext Markup Language)

解答解説を開く
【正解】
A) JSON (JavaScript Object Notation)
B) YAML (YAML Ain't Markup Language)

【解説】
AWS CloudFormationは、インフラストラクチャの設定やリソースのプロビジョニングを自動化するためのサービスです。CloudFormationテンプレートは、設定情報を定義するために使用されるファイル形式です。JSONとYAMLの両方の形式がサポートされていますが、YAMLは人間にとって読み書きしやすく、直感的な構文を持っています。

問題880:AWS Lambda をトリガーするために使用できるイベントソースは、以下のうちどれですか?

A) Amazon S3 バケットへのファイルのアップロード
B) Amazon RDS データベースの更新
C) Amazon SQS (Simple Queue Service) からのメッセージの受信
D) すべての選択肢が正しい。

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【正解】
D) すべての選択肢が正しい。

【解説】
AWS Lambdaは、異なるAWSサービスからのイベントに対して自動的にトリガーされることができます。各選択肢が正しい理由を以下に説明します。

A) Amazon S3 バケットへのファイルのアップロード
Lambdaは、新しいファイルがS3バケットにアップロードされたときにトリガーできます。例えば、新しいファイルがアップロードされた際にそれを処理するためにLambdaを使用することができます。

B) Amazon RDS データベースの更新
Lambdaは、Amazon RDSデータベースの更新(INSERT、UPDATE、DELETEなど)が発生したときにトリガーできます。データベースの変更を検知して後続の処理を実行する際に使用できます。

C) Amazon SQS (Simple Queue Service) からのメッセージの受信
Lambdaは、Amazon SQSからメッセージが受信されたときにトリガーできます。キューにメッセージが追加されたときにそれを処理するためにLambdaを使用することができます。

D) 正解です。AWS Lambdaはこれらのイベントソースすべてからトリガーできます。それぞれのイベントソースに合わせてLambda関数を設定し、特定のイベントが発生したときに自動的に実行されるようにすることができます。