AWS CLF 問題821-824:アベイラビリティーゾーン

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AWS CLF 問題821-824:アベイラビリティーゾーン

問題821:アベイラビリティーゾーンは何によって構成されていますか?

A) インスタンスの集合体
B) 1つのデータセンター
C) 1つ以上のデータセンター
D) 物理的なネットワークのセグメント

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【正解】
C) 1つ以上のデータセンター

【解説】
アベイラビリティーゾーン (Availability Zone) は、C) 1つ以上のデータセンターによって構成されています。

AWSのアベイラビリティーゾーンは、物理的に分離された複数のデータセンターからなる集合体です。各アベイラビリティーゾーンは独自の電源供給や冷却、ネットワークインフラストラクチャを持ち、障害発生時の耐障害性と可用性を確保するために使用されます。

これに対して、B) 1つのデータセンターでアベイラビリティーゾーンを構成することはなく、複数のデータセンターからなるセットであることに注意してください。

A) インスタンスの集合体: アベイラビリティーゾーンはデータセンターからなる集合体であり、インスタンスの集合体ではありません。

D) 物理的なネットワークのセグメント: アベイラビリティーゾーンは物理的なデータセンターの集合体を指し、ネットワークのセグメントではありません。

問題822:アベイラビリティーゾーンは何のために設計されていますか?

A) レプリケーションの高速化
B) コスト削減
C) 障害の隔離と高可用性
D) データの暗号化

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【正解】
C) 障害の隔離と高可用性

【解説】
アベイラビリティーゾーン (Availability Zone) は、C) 障害の隔離と高可用性を提供するために設計されています。

AWSのアベイラビリティーゾーンは、物理的に分離されたデータセンターからなる集合体です。各アベイラビリティーゾーンは独自の電源、冷却、ネットワークインフラストラクチャを持っており、異なるアベイラビリティーゾーンにリソースをデプロイすることで、システム全体の高可用性と耐障害性を確保できます。例えば、1つのアベイラビリティーゾーンで障害が発生しても、他のアベイラビリティーゾーンには影響が及ばず、サービスの停止を最小限に抑えることができます。

A) レプリケーションの高速化
アベイラビリティーゾーンは障害の隔離と高可用性を提供する主な目的であり、レプリケーションの高速化を直接的な目的としては設計されていません。

B) コスト削減
アベイラビリティーゾーンは高可用性を提供するための手段であり、コスト削減を直接的な目的としては設計されていません。

D) データの暗号化
アベイラビリティーゾーンは障害の隔離と高可用性を提供するために設計されており、データの暗号化を直接的な目的としては関係ありません。データの暗号化はAWS Key Management Serviceなどのサービスを使用して行われます。

問題823:アベイラビリティーゾーン間の距離はどの程度ですか?

A) 10 km以内
B) 50 km以内
C) 100 km以内
D) 200 km以内

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【正解】
C) 100 km以内

【解説】
同一リージョン内のAZはすべて100km(60マイル)以内に配置されており、AWS公式の資料に「各AZ間は2ms未満で大抵の場合は1ms未満」と記載があります。アベイラビリティーゾーンは物理的に分離されており、電源インフラストラクチャもそれぞれ独立しています。

問題824:アベイラビリティーゾーン間の接続によって提供される利点は何ですか?

A) レプリケーションの自動化
B) 高い帯域幅と低レイテンシー
C) データのセキュリティ
D) リソースの可用性の向上

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【正解】
B) 高い帯域幅と低レイテンシー

【解説】
アベイラビリティーゾーン間の接続によって提供される主な利点は、高い帯域幅と低レイテンシーです。アベイラビリティーゾーン間は高速なプライベートネットワークで相互接続されており、データの高速なやり取りが可能です。これにより、アプリケーションのパフォーマンスが向上し、リソースへのアクセスが効率化されます。